コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

平和・協同ジャーナリスト基金の贈呈式

  「齋藤嘉璋」竹本さん挨拶

基金賞贈呈式で挨拶する代表委員の竹本さん

 

 昨5日、東京の日本青年館で平和・協同ジャーナリスト基金賞の贈呈式があり、出席した。同基金は1995年の発足であり、代表委員は白井厚(慶応名誉教授)、色川大吉(東経大名誉教授)、中坊公平(弁護士)などの諸氏であるが、創立とその後の運営で中心になっているのは元朝日新聞記者の岩垂弘さん。私は創立時からカンパのみの協力であったが、一年前からこの基金の会計監査役をつとめている。
 この基金のねらいは、今回の贈呈式での岩垂運営委員の経過報告でも述べられたが「日本国民を含む人類の行くべき方向ーそれは「平和と協同・連帯」であり、そのためのジャーナリストの活動を励まそう」とつくられたものである。そのための基金は発足時時から個人有志のカンパであり、組織・団体などの経済的な支援はないのが特徴。(連絡事務所を貸し、今回のような集いに会場提供をしている日本青年団協議会は唯一の協力団体)

PCJFピースボート吉岡
 パーティで挨拶するピースボート吉岡さん

 今回は55点の応募・推薦の中から基金賞(大賞)1点、奨励賞6点、特別賞(新人賞)1点、荒井なみ子賞1点が受賞した。
 基金賞はNPO自立生活サポートセンター・もやい事務局長、湯浅誠氏の「反貧困ー『すべり台社会』からの脱出」だった。 この本はたまたま私がこのブログで紹介したが、筆者はジャーナリストではなく、ホームレスなどの自立支援をする活動家である。
 12月4日、本当に久しぶりに連合や全労連など労働各団体と各政党代表が一緒に参加する大集会が日比谷公園で開催され、これも久しぶりに朝日新聞などがトップ記事で「派遣切るなー切実、2000人が集会」と報道された。この集会を呼び掛けたのは文化人・学者・弁護士などであるが、その一人が湯浅誠氏だった。(付記ーこの集会で呼びかけ人代表で挨拶したのはルポライター鎌田慧氏であるが、彼は早稲田の学生時代、生協で活動していた。)
 湯浅氏はこの日、川崎の集会で「平和と人権」をテーマに講演中ということで残念ながら贈呈式には欠席だった。代理者の読んだメッセージでは「協同・連帯の大切さ」が強調されていたのが印象的であった。
 奨励賞では、下野新聞社会部の連載「自殺社会の現場から」の記事、チェチェン戦争をとりあげた「ロシア 語られない戦争」(常岡浩介、アスキー新書)、「ウラン兵器なき世界をめざしてーICBUWの挑戦」(NO DUヒロシマプロジェクト、合同出版)、「9条を輸出しろ!」(ピースボート共同代表吉岡達也、大月書店)、「『アメとムチ』の構造ー普天間移設の内幕」(渡辺豪、沖縄タイムス)と映像部門として「あきらめないー続・君が代不起立」(ビデオプレス企画)であった。
 贈呈式の締めとして運営委員の竹本成徳さん(元日生協会長)は自身の被爆体験などをふまえ、歴史・事実から学ぶこと、その真実の報道などの大切さにふれ受賞者を励まされた。

 受賞者の挨拶はそれぞれ感銘深いものがあった。行政とか上部団体とかに表彰されるのとはちがう、市民の良心、良識にもとづく顕彰だということが受賞者を励ましているとおもわれた。

 受賞者の挨拶ではピースボート代表の吉岡さんが「EUの安全保障問題担当官が『イラク戦争では世界最強の軍隊さえ中規模程度の都市ひとつの治安も維持できないことが明らかになった。その認識のうえで今後の安全保障を考えたい』と語るのを聞き、9条の出番だ、9条の輸出だと考えた」とこの本の執筆の動機を話した。
 「9条を輸出せよ!」を読むと、ピースボートなどの国際的な交流、平和構築活動の中で「9条」が多くの国のNPOはじめ各層に浸透、支持が広がりつつあることがわかる。皆さんに一読をすすめたい。

 贈呈式のあとのパーティではかって日生協時代に平和行動などでご一緒していた日本青年団や原水協の方などに会うこともでき楽しかった。大友さんも来ていたので、大友さんにもこのブログで感想を述べてもらいたいものです。
 

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

当日、突然台風のよな土砂降りの雨になったため、参加をキャンセルされた方がたくさんおられたようでしたが、それにもめげずに贈呈式とパーティが予定通り開催され、受賞された方々を温かく顕彰しあう和やかな集まりとなりました。
大賞を受賞された湯浅さんが、斉藤さんの述べておられるような事情で参加されなかったのは残念でしたが、それ以外の各賞の受賞者は、栃木、京都、広島、沖縄、首都圏など全国から参加しておられ、スピーチの内容でも、この賞を受けることを大きな名誉と考え喜んでおられることが窺えました。
平和と協同・連帯を推進するための報道に寄与されたジャーナリストを、市民の寄金で顕彰するという草の根の活動が、このように真摯なジャーナリストを励ます力になるのだとしたら、もっと多数の市民に参加・協力広げていくことが必要ではないかと思います。
竹本元日生協会長が積極的に参画されていることをうれしく思いましたが、生協関係者の参加や協力がまだ少ないことは残念であり、広げていくために私も努めたいと思っています。
平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF)について、もっと詳しくは、以下のホームページをご参照下さい。
 http://www.pcjf.net/

大友弘巳 | URL | 2008年12月07日(Sun)17:00 [EDIT]


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。