コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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映画・日本の青空Ⅱいのち輝く里・制作ニュース2

[加藤善正]

盛岡はすっかり晩秋の佇まい。毎朝のウオーキングも寒さとの闘いになって来ました。「高松の池」公園には白鳥が10羽ほど姿を見せ、更なる南下へ向けて羽を休めています。滋賀県連での講演、コープ秋田の創立記念式典、長野県連60周年記念式典・レセプションなどが重なりましたが、多くの旧友、先輩の皆さんにお会いできて楽しいひと時でもありました。

投機マネーによる原油・穀物などの異常高騰に反対し、緊急対策を求める集会や緊急署名、議会請願などの活動を、県内の消費者・生産者・事業者の12団体が共同して展開する取り組みも、忙しい原因でした。ご存知のとおり、投機マネーに流れるヘッジファンドに対するアメリカ議会の調査の動きと、サブプライムローンに端を発した「金融危機」によって、これら商品先物市場から投機マネーが逃げ出し、深刻な世界的不況による需要低下を予測して、原油や穀物価格が急落しています。しかし、これまでの異常高騰による生産者・中小零細企業、あらゆる生活必需品の値上げによる消費者の家計への打撃は、いまだ何ら具体的な対策が撃たれておりません。近日、こうした緊急署名を携えて、こうした団体のトップが上京し官房長官への直訴を予定しています。

こうした日々の中で、先に書いた映画作りの取り組みも次第に具体化してきましたので、その続報を書きます。斉藤さんからのコメントもいただきましたので、少し長くなります。

この映画のタイトルは「日本の青空Ⅱいのち輝く里」とほぼ決まりました。11月中旬には主役などのキャストも決まり、正式な制作発表の記者会見が東京で行われます。

 

憲法誕生の真実を描いた「日本の青空」は全国約800箇所で50万人ぐらいが鑑賞し、「9条をも守る」運動に一定の貢献をしましたが、今度の映画は「守ろう!九条、いかせ!25条」「日本の青空につづく平和憲法シリーズ第2弾」とし、制作協力金方式の実践も引き継ぐことして、「日本の青空Ⅱいのち輝く里」という題名にしたようです。後期高齢者医療制度、地域医療制度の崩壊、医師不足による患者のたらい回し、健康保険証のない子どもたちの急増、3万人を超えて増え続ける自殺者など、今ほど命そのものが粗末に扱われている時はありません。こうした時代において、今から50年前に、貧しい岩手県でも最も山あいの寒村、沢内村は“豪雪・多病・貧困”という三重苦に喘いでいました。この沢内村出身の深澤晟雄村長は1957年、52歳で村長に当選以来、「生命の尊重されない政治や世相の縮図のように、私の村ほど露骨にこれを現したところも少なかろう。人命の格差は絶対に許せない」「人間社会において最も大切なものは人の命である、その生命に格差があってはならない」「誰でも健やかに生まれ、育ち、老いる権利がある」と叫びながら、「生命尊重行政」の旗を掲げ、「村人・自分たちで命を守った村」を作り上げました。1961年には全国に先駆けて60歳以上の老人と乳幼児の医療を無料化し、62年には全国初の乳児死亡率“ゼロ”達成しました。「医療、保健、福祉」を一体的に展開する「地域包括医療体制」を築き全村民の「健康カルテ」による生命行政を打ち立てました。また、村役場の労働組合、地域婦人会組織、青年団組織など、村民による自治・自立を促進し、住民が主人公の村づくり、豪雪に立ち向かいブルとーザーによる除雪を村人による期成同盟会(金を出し合う)を作り、冬季の盛岡までの自動車道路を開通させました。こうした「協同・連帯・住民が主人公・必要な金を出し合う・徹底した住民からの公聴」など、70年~80年代の市民生協の理念と実践に共通する哲学が感じとれます(現在の生協も学ぶことができます)。

しかし、深澤村長は65年、享年59歳で病魔(食道がん)に倒れます。福島の病院からご遺体を載せた車が、除雪された盛岡からの道路、山伏峠を越えて村に入ります。夕方4時を過ぎ暗くなった雪の村道の両脇には、提灯や石油ランプを手にした1000名を超える村人が小雪降る中を涙ながらに迎えます。命のの恩人、いのち輝く里をみんなのリーダーとしてつくりあげたわれらの村長の棺に手を合わせる村人の悲しみと、それの業績を受け継ぎ発展させる決意が、その後の沢内村をより確かなものにしたのでしょう(ドキュメント映画・いのちの作法に描かれている)。」

この映画を「成功させる岩手の会」は生協連を中核事務局にして、県内各層のオピニオンリーダーによる「呼びかけ人」によって、12月中旬に立ち上げる予定です。先述した村人が迎えるシーンはクライマックスであり、2月中には撮影を始めます。そのエキストラを全国から募集しますので、皆さんもいかがですか?

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いよいよ「いのち輝く里=沢内村」に光を当てる映画製作運動が具体化されることに拍手を贈ると共に、岩手県生協連が推進者として奮闘されることに敬意を表します。
埼玉でも上映会を実現したいものと思っています。
ご成功を期待しています。

少老朋友 | URL | 2008年11月12日(Wed)08:21 [EDIT]


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