コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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「ブログ論壇の誕生」 (佐々木俊尚著  文春新書)を読んで

[少老朋友] 
「書評」というカテゴリーを設定してありましたが、どなたからも投稿が出てきません。
  考えてみれば、書評というと偉そうに構えた感じになりますので、気軽に、こんなことが書いてあったと情報提供をしたり、感想を記すというイメージに切り替えようと考え、管理人の独断でカテゴリーの呼称を「本・情報」へと変更することにいたしました。
 書籍に限らず雑誌や新聞の記事に関してでも良いわけですし、IT時代ですから、さまざまなメディア、インターネットやもちろんテレビも含めての情報などを取り上げて交流する場になればと思っています。
 そんなわけで前置きが長くなりましたが、新カテゴリーの初の投稿を、私がさせていただきます。 

 タイトルの本の著者は、元毎日新聞記者、「月刊アスキー」編集者などを経て、現在はフリージャーナリストとしてIT,ネット分野について取材、執筆活動を精力的に進めている人ですので、広く論点を整理し、分かりやすく問題提起をしていると感じました。
 冒頭に、「いまや論壇は、雪崩を打つような激しい勢いで、インターネットの世界へと移行しはじめている。」とした上で、ブログ論壇の特徴を次のように紹介しています。

 「発言のほとんどはペンネームで行われ、したがってその社会的地位はほとんど問題にされない。そしてマスメディアがタブー視してきた社会問題に関しても積極的な言論活動が行われている。その発言が無視されることはあっても、発言内容を理由にネット空間から排除されることはない。その中心にはブログがあり、2チャンネルのような掲示板があり、ソーシャルブックマークがある。この論壇は、マスメディアとアカデミズム、有識者たちによって構成されてきた日本の言論空間に、強いインパクトをあたえつつある。」
 つまり、フラットで、誰でも参加自由で、タブーもない、そういう基盤のもとで、格差社会問題などが活発に議論される場となって、影響力を持ってきているというわけです。

 この論壇への参加者は、主としてロストジェネレーションの人たち、すなわち1970年代に生まれ、就職氷河期を耐え忍び、格差社会にあえぎ、しかしインターネットを自由自在に操っている人たち(つまり私たちの息子、娘たちの世代ですね)であり、彼らの新しい言論は、古い世界の言論を支配していた団塊の世代と激しく対立し、その支配を脱却しようとあがき、そして今や超克しようとしている、と言うことですから、彼ら、彼女らの親の世代である私たちとしても関心を待たなければならないと思います。
 さらに言えば、私は、時間はあるが言論活動に関る機会、参加する場が少ない高齢者(パソコンはまだ得意ではないが)にとっても、ブログ論壇はこれから大事な場となるのではないかと考えています。

もう少し内容を紹介します。
Ⅰ、ブログ論壇はマスコミを揺さぶる Ⅱ、ブログ論壇は政治を動かす Ⅲ、ブログ論壇は格差社会に苦悩する Ⅳ、ブログ論壇はどこへ向かうのか、と論点を整理し、それぞれこの間話題となった事件に触れながら、ブログ論壇の現状と意義、問題点、今後の展望、などを提起しています。

 読んでいて驚くことや面白い点が多く、読めばもっとブログに力を入れていこうという気持になってもらえるのではないかと思いますので、ぜひお薦めしたい、これが本音です。

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