コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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妻の母の死

[吉永紀明]
 9日の夜、妻から「母が10時43分に亡くなった」と電話があった。
 その2日前、同居している福島県郡山市の義兄から「食欲がなくなったので、近いかもしれない」と連絡が入っていた。
 11日に山陽新幹線と東北新幹線を乗り継いで郡山に向かった。
 葬儀場の控え室に安置されていた義母の顔は安らかで、今にも目を開きそうだった。
 義母は明治42年(1909年)生まれで、今年99歳になる。白寿のお祝いをしたばかりだった。
 昭和38年に夫を亡くし、その間、男5人女2人の7人の子どもを育ててきた。戦前戦後の大変な時代に、食べ盛りの子どもたちを抱えて苦労してきたことを妻からも聞いていた。
 私の母は大正4年生まれで93歳になる。今も北海道札幌市の施設で元気に暮らしているが、認知症で子どもたちが行っても、誰の顔も思い出せないでいる。私の母は、私の弟が38歳で亡くなったので、自分より先に子どもを亡くした悲しみを味わっている。

 あと1年で100歳ということで残念という声もあったが、安らかな死で大往生だったことを考えると、本当にすばらしい生き様ではないかと思う。
 最近母親が我が子に手をかける事件が相次いでいる。原因はいろいろあるが、私は核家族化の進行で、周囲が子どもたちを世話したり、子どもたち同士で助け合うことがなくなり、母親に子育てが集中していることにあるのではないかと思う。
 私も5人兄弟姉妹だが、姉や兄が私や弟や妹の面倒を見て、母に連れられてどこかに遊びに行ったという記憶がないことに気がついた。
 家が洋服屋をしていて、住み込みの職人が常に2~3人いて、母は家事に没頭していて、子どもたちをどこかに連れて行くという余裕はなかったように思う。
 母親が一日中子どもといるということは、子どもの良いところだけでなく、悪いところも強く意識してしまい、それが負担になるのではないか。
 おじいちゃん、おばあちゃんが子どもを母親から離す時間を作ってあげることが必要ではないかと思う。
 少子化によって、ますます母と子のつながりが強くなりすぎることもある。
 最近の家族に関する調査でも、2世代、3世代が同居する家族が望ましいという人が増えているという。
 子育てや生活の知恵の継承という点からも考えて欲しいことだと思う。
 義母を見送り、本当に長い間ご苦労様でしたと心から思った。
 

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コメント


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吉永さん、大往生とはいえお義母さまのご逝去お悔やみ申し上げます。
奇遇ですが、私の義父も99歳で去る7月に亡くなっています。
私の両親は若くして亡くなっており、我が家の子どもたちにとっては母方の祖父母しかいなかったのと、私共夫妻は共働きだったこともあり、夏休み、冬休み、春休みなど、子どもたちはいつも祖父母のところへ長期滞在させてもらっていましたので、祖父母に深く懐いており、祖父(私にとっては義父)が亡くなった時は、悲しみが大変深かったようでした。
今は核家族がほとんどの時代ですので、子どもたちは祖父母とのふれあいが少なのが普通ですが、おっしゃる通り、祖父母とのふれあいを増やすことはとても良いこと、かつ大事なことだと思っています。
私もできるだけ孫たちとふれあう機会を大事にしたいと思っており、いろいろ問題が重なっている中国への旅にあえて先日出かけたのも、上海に住んでいる孫たちと一緒に旅ができるということがあったからでした。上の女の子は、ホテルの部屋も親と一緒でなく私共ジジババと一緒の部屋に泊ってくれ、毎晩トランプや将棋をして過すことができましたので、心和む楽しい旅となりました。

大友弘巳 | URL | 2008年10月14日(Tue)22:32 [EDIT]


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