コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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『悲しみを乗り越えて共に歩もう 協同の力で宮城の再興を』 の刊行に寄せて

[大友弘巳]

 上記の書が、東日本大震災から丁度1年目の今日、3月11日付けで合同出版から発行されました。この日に合わせて発行すべく準備されたものと拝察されます。
 著者は、このブログ「コラボ・コープOB」に、毎月月初めに寄稿をいただいていてお馴染みの西村一郎氏です。
発行日を前にして私へも贈呈下さった本が数日前に届きましたので、11日の前に読み終わろうと考え、一気に読ませていただきました。
 既にこのブログで公開されている内容も一部含まれていますが、大半は初出です。
 みやぎ生協をはじめ、あいコープみやぎ、大学生協、松島医療生協、ワーカーズコープなどの皆さんが、組合員の生命とくらしの危機に臨んで、被災された組合員と地域住民のお役に立つべくいかに緊急に対応し、奮闘したか、生協の職員たちの働き、組合員自身の協同助け合い、そして全国の生協からの支援活動など、丹念に取材して掘り起こし、さらに、事業所や取引先生産者の復旧、復興支援の取り組みなどまで、「被災地に生協あり」の姿を描き出しています。

 この本を読み終わって、大震災にもまれて頑張ったことによって、宮城の各生協は活性化したのではないか、そして支援した側の全国の生協も、生協の役割、可能性を再認識し、自信を深める機会になったのではないかと感じました。大震災のお陰でと言ったら語弊があるかもしれませんが、大震災が必死で頑張る契機となったことは間違いないと思われますし、頑張ったことによって貴重な変化、もしかしたら転換の一歩を踏み出した(あるいは見出した)のではないかと考えられるのです。
 組合員からの信頼回復、職員の働きがい意識の変化、生協間のだけでなく、組合員と組合員の連帯の広がりなど。
 間もなく2011年度が終わりますが、全国的に生協は業績を少し上向きに転じたと聞いています。それは震災特需に救われた一時的なものだという見方もあるようですが、私にはそれだけだとは思えません。やはり、頑張った生協が報われたと思える結果が出ているのではないかと思います。
 イオングループがこれから東北に集中出店する方針を打ち出したこと、セブンイレブンが都内での実験結果を踏まえて、5月から全国的に500円の弁当の配達料の無料化に踏み切るようですので、巻き返し、逆風も強まりますが、生協はこの転換を発展させ、持続的発展を着実に進める方向で頑張ってほしいと切に願う次第です。
 西村さん、本当に良い仕事をして下さったと思います。
 そして、引き続いて、岩手編、福島編を刊行されるよう期待しています。

 2012年の3.11、全国各地で様々な行動やイベントが開催され、各地で生協OBの皆さんがご活躍のことと思います。
 埼玉では、「被災地の復興を願って心はひとつ、ともに明日へ」と銘打って「さいたまシティマラソン」が開催されたことに対応して、さいたまコープがブースを出店、また、大宮駅西口の公園では、「3.11きずなを結ぶ埼玉のつどいが」開催され、さいたまコープが後援。「東日本大震災支援生協OBの会埼玉」の会員も、ささやかながらそれぞれに参加しました

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コメント


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過分な評価をありがとうございます

 「悲しみを乗りこえて共に歩もう」を読んでいただき誠にありがとうございました。それぞれの現場に足を運び、被災者や支援者の熱い思いを、少しでも全国の仲間に伝えたいと願ってまとめさせてもらいました。ぜひ支援の輪の拡がりにつながって欲しいものです。
 この本を参考にし、4月28日(土)1時半より四ツ谷のプラザエフ5階会議室で、「震災と食糧・食・健康を考える」(日本科学者会議主催)で報告させてもらいます。多くの方と震災から問われていることを一緒に話し合いたいものです。これからもよろしくお願いします。

西村一郎 | URL | 2012年03月13日(Tue)12:47 [EDIT]


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