コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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東日本大震災から3ヶ月

[吉永紀明]
 東日本大震災から3ヶ月が経とうとしている。
 6月7日現在の死者数が1万5382人、行方不明8191人、避難している人9万3270人となっている。
 現地の人たちが毎日必死に生きている中で、政治は何をやっているのか。衆議院における自公の菅内閣不信任決議案をめぐって、自己中心的なドタバタ劇にはあきれてモノが言えず、怒りすら覚える。
 そのうえに、福島原発事故についても、まだまだ危険水域を脱しておらず、毎日暗い見通ししか出てこない。しかも情報開示の不十分さから、安全な場所に逃げたはずが、そこは最も危険な場所だったとは、本当に危機管理の欠如に唖然としてしまう。
 野党は仮設住宅の遅れを批判しているが、一方で仮設住宅に当選しても7割の人が入居を渋っている地域もある。理由を聞いてみると、避難所にいれば、不十分ながら食事の提供もあるし、様々な物資の提供もあり、最低の生活は可能だ。しかし、仮設住宅に入居すれば、電気、ガス、水道代、そして食事作りも自己負担でやらなければならないという。

 仕事を失い、失業保険で生活している人、年金生活の高齢者などにとっては大きな負担となる。
 赤十字や中央共同募金会の被災者への募金の配分は、全体の3分の1しか配られていない。2500億円のうち配分されたのが822億円(33%)で、本人に渡ったのは370億円(15%)しかない。
 しかも一次分は全壊35万円、半壊18万円、死亡35万円など、配分されても何ヶ月も持つ金額ではない。
 残りの募金が一日も早く被災者に渡ることを急ぐべきだ。それが募金をした人たちの望みでもある。
 原発に対しても、東電だけにまかせるのでなく、もっと幅広い知恵を結集して、スピードを上げて対応すべきだ。東電の発表をオウム返しに言う安全・保安院など必要ない。もっと大所高所から判断できる人材を配置すべきだ。総力を挙げて対処しないと手遅れになるのではと危惧する。
 私の所属している、岡山ユニセフ協会では、多くの学校から出前講座を頼まれて何人かが講師として話をしに出かける。
 先日も県内の中学1年生を対象に出前講座を行った。世界の子どもたちのおかれている厳しい現実について話をするとともに、東日本大震災で多くの子どもたちが亡くなり、避難生活を送っている状況も話をする。そしてそういう状況に皆がおかれたときに何が必要かを皆で考えることも行っている。
 そんななかで、講座が終わった後で出された感想文を2通お見せします。
「最近、ニュースなどで東日本大震災の被災地の様子が多く流れています。被災者の方の生の声を聞くたびに、なぜ日本が!!なにかできないか・・・という気持ちが沸いてきます。今世界では多くの子どもたちも苦しんでいることも知りました。印象に残っているのが、大洪水の後で、男の子が飲み水を大事そうに抱えている一枚の写真です。しかし、大事そうに抱えている水は、私から見れば水溜りの水にしか見えません。私たちが当たり前と思っていることが、そうではないということがわかりました。今のくらしに感謝をして、今何ができるることなのかを考えて、被災者の人に励ましの手紙送ったり、募金活動に協力したり、小さなことを長く続けることが大切だと思いました」
「私はこの地球上で、水が安心して飲めない国があることなどいろいろなことを学びました。いつ自分に何が起こるかわからないという思いをいつも持たなくてはいけないことも知りました。日本でもユニセフに支援してもらうことはないだろうと考えていたのに、東日本大震災ではユニセフやアメリカ、中国などからも支援をうけることになりました。東日本大震災の被災者の方々の身になって考えると、沢山のことが思いつきましたが、そういった思いやりのある行動を少しづつですが、続けていきたいと思います」

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