コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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地元埼玉でできる被災者支援活動の模索

[大友弘巳]

 「日本生協連 震災支援活動ブログ」が3月15日に開設されたことにより、全国の生協からの支援活動が急速に広がっていることが日々詳細に伝えられるようになりました。
 「お互い様、災害の時には助け合おう」「被災地域の生協の復興を支え合おう」という団結力が力強く発揮されていることが感じられ、大変うれしいことです。
 とくに、コープこうべからの支援部隊の皆さんの活動開始の素早さ、行き届いた準備と対応など、阪神淡路大震災でのご苦労の経験を生かして活躍しておられる様子に、被災地支援活動の先駆者としての頼もしさを感じています。
 支援部隊の皆さんは、被災生協の事業の復旧のための応援だけではなく、被災生協が困難の中で進めている被災住民・組合員への救援活動にも、一緒になって懸命に取り組み、地域の住民・組合員の皆さんから感謝されている様子がたくさん伝えられています。
 巨大災害に際して生協が、連帯の力で他の流通業とは違った暖かさと強さを持って支援活動に取り組み、社会的役割発揮を示していることは、「被災地に生協あり」「生協は一つ」と多くの人々に受け止めていただけることに繋がっていくものと思われます。

 今回の震災の特徴は、大津波によって街や集落が根こそぎ壊滅してしまった例が多いこと、及び、原発の重大事故によって町ぐるみ遠隔地に避難しなければならなくなったことですが、これらによって、避難所へ避難している人々だけで3月29日現在で18万人を超えており、個人的に親戚や知人宅へ身を寄せて避難している人々がそのほかに膨大におられ、しかも一時避難ではなく、相当長期に及ぶことが予想されますので、これまで経験したことのないまさに未曾有の事態となっています。
 しかも原発の事故はいまだ放射線拡散量の拡大にストップをかけるメドがたっていないことから、避難される人々がさらに拡大する可能性があると思われます。
 そうしたなか、いま、さいたまスーパーアリーナに、福島県双葉町とその周辺の皆さん合わせて2,200人が一時避難しておられ、4月1日からは、県北東部加須市にある廃校となった騎西高校の施設をはじめ、県内各地の施設に分散して、長い避難生活に入ることを余儀なくされています。
 県行政、社会福祉協議会などが支援活動に当たっていますが、行政任せだけで済むことではなく、県民のボランティア活動が必要になっていますし、生協としても役割発揮が求められていると思われます。
 埼玉県生協連の会員生協は、協同してこの新たな支援活動にどう取り組むか、とりあえず出来ることとして炊き出しを始めながら、今後の対応をどうするか模索しています。

 元気な高齢者といってみても、被災地へ出かけての支援活動はOBにはなかなか無理があり、これまでは、義援金の募金活動しか考えられなかったのですが、今回はこうした事態の下で、OBにも少しはできることがあるのではないかと考えられます。
 ところが、スーパーアリーナには、ボランティア活動をしたいという人びとが毎日1,000人近く訪れており、受け入れ窓口で対応しきれず、400人の方々に絞って参加してもらっているのが現状で、何かやりたいと思っても、個人がバラバラに参加するのでは、段取りや作業指示をする側が大変で、効果的に役割を果たすことは難しい様子です。
 やはりそれなりに集団を作って、組織的に活動できる条件を整える必要があり、OBだけで参加することも難しいので、県連やさいたまコープや医療生協などが取り組む支援活動に一緒に参加し、応援する活動を進めることが現実的と思われます。
 既に、義援金を募る活動については、ユニセフ協会埼玉県支部の駅頭募金活動や、さいたまコープの店舗の店頭での募金呼びかけ活動に、職員や組合員活動リーダーの皆さんと一緒に、OB有志の参加がいくつかの店舗で始まりました。
 それに加えて、高齢のOBにも地元埼玉にいながらできる活動として、スーパーアリーナでの炊き出しにも毎日数人ずつOB有志も手伝い参加をすることになりました。
 28日と29日、それぞれ、さいたまコープ、パルシステム・ドゥコープ、医療生協さいたまの職員や組合員の皆さんとご一緒に作業をして、1,500人分の暖かい味噌田楽やフランクソーセージなどを用意し、昼食時の短時間にスムーズに提供することに取り組みました。
 合計30人~40人のうち、生協OB有志も28日は4人、29日は7人が参加しています。
 この経験から、何か自分にもできることがあれば参加したいとの思いをもっているOBがたくさんいることが分かってきましたし、活動の内容と呼びかけ次第で実際に参加も広がって行くはずと思っています。

 これから避難所の分散化が進み、避難所の場所が交通難のところになったりすると、参加が困難になる心配があるのですが、あまり無理なくできることを持続的に取り組めないものかと考えているところです。
 新たな避難所では長期滞在になりますから、食事など基礎的な生活は避難者の皆さん自身が個々に、あるいは集団的にまかなうことが基本となることでしょうから、ボランティアの支援が必要なことは何かをよくお聞きして、その中から何ができるのか、需要と対応がうまくマッチングできることは何かを模索し、適切に見極めることが大事になっていると思われます。
 継続的な支援を成功させていくためには、参加者の輪を広げると共に、きめ細かくコーディネートの役割を担う事務局機能を確立することが大事と考えられます。
 あれこれと考えて模索を続けているだけでは前に進めませんので、当面必要とされる課題に取り組み、活動への参加者を広げながら、みんなで知恵と力を出し合って、継続的な支援活動のための組織を形作って行ければと願っているところです。

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