コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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仙台からの報告と御礼

[管理人 少老朋友]
みやぎ生協OBの池上さんが発信された「被災状況のご報告とお見舞いへのお礼」を、ご了解を得て、「寄稿」としてこのブログへ掲載させていただくことにしました。
高木さんから送っていただいた「みやぎ生協大震災ニュースNO4」によれば、ライフラインの復旧が進んで、電気は25店舗で、水道は13店舗で復旧したとのことで、17日は23店舗で営業、18日は29店舗まで営業できるようになり、そのうち店内の一部を除いて通常営業できる店が9店舗まで増えたとのことです。
しかし、全店48のうち15店舗はまだ店頭での仮営業、4店舗はまだそれすらもできない状況の店となっていますので、復旧への苦闘が続いています。
日生協では、震災支援活動専用のブログを15日に開設し、16日からは各地の被災状況や、支援活動の様子が具体的に伝えられています。 URLは次の通りです。 http://peacejccu.exblog.jp/ クリックしていただければその画面にジャンプします。

寄稿

[池上 武]
仙台の池上です。
この度は丁重なるお見舞い・お問い合わせのメールありがとうございました。
本来ならお一人お一人に返事を差し上げるべきですが、多数の方々にお知らせしなければなりません。この報告で御礼とさせていただきます。
東北関東大震災で宮城県・東北は大きな被害を受けました。

●個人的には、おかげ様で家族も無事、家や家財も若干の損失で済みました。
 宮城県では、1万人を越す死者・行方不明者がおり、また家や家財・車などの損壊・流出、更にインフラの壊滅などひどい状況です。
その中で私の家族や家が崩れなかったのは幸いとしか言いようがありません。
我が家は海岸線よりやく10KMのところにあります。海岸線より2KMから5KMくらいは大きなダメージを受けましたが、我が家はその埒外でした。

●私の友人などで亡くなった人、行方不明の人がたくさんいます。なんとか助かってほしいと思いつつ、多数の死者・行方不明者が出たことも厳然とした事実をしてみなければなりません。
・小学校の先生をしていた友人は一旦避難しますが、子供が遅れてくるのを見て戻り、波にさらわれた。熱血漢。
・私が仲人をした家族(4人)の内、奥さんが消息不明
・ 友人の娘一家4人も行方不明。その地域の100人の死者の中にいるのかも。
・ 同じところに住む私と同年(今年古希)の男性も連絡付かず
・ 南三陸町の女性でテキパキ仕事をする人。その態度には感心。行方不明
・ 女川の友人二名が行方不明。暗澹たる気持ちでいましたが、今日、無事孤立していた避難所にいることが分かり、本当にうれしかった。でも町の約半数5000人はまだ行方不明
・ 知人の僧侶の寺は海に近く心配だが、まだ行けない。
・ 私の家の隣の奥さんは南三陸町の志津川出身。親兄弟はもういないが親戚が多い。連絡はつかず、諦め顔
・ その家の母親は地震発生時に死亡、98歳。棺桶はなく火葬日程も立たず。
・ 我が家から200Mに住む同じ職場だった人間も志津川出身。叔父やいとこが漁師をしていたが連絡不能
・ 南三陸町は海抜0~5Mの平地が広がり、そこから急に丘になる地形。2時46分に地震が起こり、津波は3時53分ころ来て、2分か3分で全てを攫って行った。まさに「あっと言う間」
・ みやぎ生協の店10店舗は壊滅的打撃。再開店の見通し未
・ 宮城では1万人に及ぶ死者・行方不明者。宮城の人口230万人に比して0.5%。200人に一人が死んだか行方不明。浜に集中。
・ 安否を尋ねたくても、「道は分断・不通」「水が引かない」「交通規制」「家や車の残骸で交通不能」「電話は不通」、そしてなによりもガス欠で車を出せない。
・ 高速道路と海岸線が走れないので県の中央を走る国道4号線が大渋滞。しかし昨日(16日)あたりからは空く。ガソリンがないため。
●我が家は仙台市の中でも比較的恵まれた方
・水道。断水なし。
・電気は14日午後9時半に通電。3日半で回復
・ガスは元々使用していなかった(オール電化)ので事故の影響なし。(仙台市ではガスは復旧に最低1ヶ月かかると見通し)
・電話は16日午後2時ころ回復。これがインフラ関係の最後
・だから被害を受けた中では比較的恵まれた方
●私がボランテイアをしているところが入るビルは11階建ての5階。地震発生時大揺れ。10分ほどで一応おさまる。昭和63年宮城県沖地震よりも小さく感じた。
地震の惨禍をビジュアルに見るのは通電した後(事務所14日、自宅15日以降)、テレビを見るようになってから。地震の最中はテレビも点かず。一番知りたい人(直接被害者)が見れず、遠隔地の人が見れるというおかしな現象
このビルは15年ほど前に建てたもので、耐震性に優れていた。今回も躯体は大丈夫。但し、壁や天井など造作物では被害甚大。
 16日までに基本的な機能は回復。エレベーター5基は当初全滅(当たり前)、今は2つ使用可。トイレ11階中、2~3階は使用可などの弱点はあるが。
●インフラはめちゃくちゃ。
・電気、水道、ガスが主要な家庭用インフラ。
・水道が一番の命綱。我が家はたまたま断水はなかったが、直ぐ隣でも水路が異なるともう断水。
・配水管自体が破壊されているところも少なくなく、ここは一からの作業。私の友人は毎日4時間並んでポリ缶1缶を確保している。川の水を汲み上げてトイレなど生活用水に使っているところも多い。
・隣の岩沼市の水道も見通しは全然見通しが立っていない。
・電気は海岸線を除いて今週中には回復しそう。海岸は電柱自体がなくなっているので、1からやり直す必要があり、見通しが立っていない。
・ガス。仙台市ガスの復旧見通しが立っていない。早くて1カ月かかる。一軒一軒のガス配管を調べ、且つ本管の傷みがないか調べるため。間違うと爆発事故を招く。
・ガスが点かないと風呂も台所も使えない家庭多し。特に風呂を使えない。銭湯が殆ど無くなっているため、湯を沸かして子供の身体を拭いている家庭も少ないくない。
・我が家の風呂は使用可能なので、昨日も10名ほどが来た。明日からも知人・友人に開放しようと思うが、子供も含めて4人等になると遠慮してしまう。銭湯のようだと家族は言う。
●今も余震が続く。6日目に入っても余震の中にいる。これは関東以北の人々なら同じだと思う。「余震が来る」というより「地震が持続し、時々休み」。「揺れる船の中にいる」と言ったらよいか。逃げるすべはないので我慢。
●今は福島原発事故一番心配。政府・保安院の説明とは裏腹に、事態は悪い方悪い方に進んでいる。16日朝6時のNHKラジオの冒頭は原発推進派の人(と思われる)専門家が「今回の事故はチェルノブイリ事故と違う。はるかに小さい。スリーマイル島の事故とも違う」ことだけ「解説」。知りたいのはチェルノブイリやスリーマイル島との違いではなく「今の危険性」。評論家的態度は許せない。NHKの原発推進姿勢への言い訳に感じる。真実を伝える、嘘をつかないことだと思う。

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