コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

『東日本大震災」報告ー1

[加藤善正]
「東日本大震災」に岩手における状況等をご報告します。
岩手県連・いわて生協本部は若干の施設的被害がありましたが、人員的な被害は皆無で震度6弱の割りには助かりました。横揺れが長い間続き、また、余震も現在でも震度3前後のゆれで続いていますが、被害という状況にはありません。私の部屋は書類や本が崩れ落ちましたが、普段の整理不足もあり反省しています。
 県内の会員生協では、釜石市役所生協(地下)、宮古市役所(2階)が津波の水が押し寄せ、店舗や事務所は水浸しの状況です。大船渡市役所生協は高台にあり被害はありません。労済生協釜石支部、信用生協釜石事務所は水浸しで使用ができ兄状況です。その他の生協は施設的な被害若干ありましたが、特に仕事に大きな影響はありませんでした。
 いわて生協は、共同購入釜石支部(デポ)が津波の被害をまともに受け、まだ近寄れない状況です。4ヶ月前に新しく開設したばかりで、その時点では市役所の開発物件でもあり「100年来の津波でも大丈夫」ということで設置したようですが、4ヶ月目が100年目だったようです?。大船渡支部は津波で水浸しになり、灯油の地下タンクも浮き上がり、ほぼ再起不能でしょう。釜石支部は配達中が多く職員の自家用車は全部流され、大船渡支部は配達車10数台が流失したようです。釜石の灯油配達ローリー車がパート配達員もろとも流され行方不明です。
 

宮古市の四店舗は施設的な被害がありましたが、県立病院の売店を除いて、引き続き営業は続けています。一関市、奥州市の大型店舗もスプリンクラーなどの被害がありましたが、組合員の要望に応えて営業は続けています。
しかし、店舗も共同購入も商品の入手先と配送燃料の不足で、商品の手配ができず15日現在、青果物・惣菜・日配品
の一部を除いて、商品が並んでいない状況です。これは、仙台の地震の影響が大きく、日生協DCやサンネットDC・ピキングセンターなどが機能していないためです。COOP商品など直送が始まりましたが、おそらく1ヶ月近くは元には戻らないでしょう。特に共同購入はサンネット統一システムのために、完全にストップ状況でこんなときにこそその役割を発揮すべき宅配が暗礁に乗り上げている状況で、今後の事業連帯の上でも大きな教訓を導き出さなければならないでしょう。
 県と県連との緊急支援物資に関する契約に基づき、緊急支援物資の対応も大きな課題でした。日生協や秋田県連などのご支援もあり、できるだけの対応を行なっていますが、緊急避難場所も多くこれからの仮設住宅への対応など、長期的な対応も計画しなければなりません。

 さて、最大の問題は組合員の被害の状況です。いわて生協の三陸沿岸の各市町村の組合員数は4万名おりますが、まだその生死をはじめ人的・物的被害の状況の把握ができておりません。自動車の燃料不足や道路の規制などで、約2時間半かかる沿岸地域への行き来もままならない状況です。共同購入部と組織本部、地域の組合員組織のリーダーなどが、各市・ブロックに対策本部を立ち上げつつあります。一番津波の被害が大きいと報道されているのは、宮古市田老・鍬が崎・藤原町、山田町、大槌町、釜石市中心街、大船渡市赤碕町・越喜来町、陸前高田市中心部などでは、おそらく千名以上の死者がでていると想定され、内500名ぐらいは組合員とその家族ではないか、とその被害の大きさ私自身が大きな衝撃を受けています。
 県連加盟生協の役職員は一応無事が確認されています。また、いわて生協の地域理事・コープ代表は全員の無事が確認されました。しかし、正規職員の全員無事は確認されていますが、パート職員のうちまだ17名の安否が確認できていないようです。私事ですが陸前高田市・大槌町にいる4名の友人・知人とも連絡がつかず心配しています。
 いわて生協では11日の地震発生後35分後には「災害対策本部」を立ち上げて、全力投球しておりますが停電の影響やガソリン・軽油・灯油などの欠品など移動手段に支障をきたし、仙台DCの故障や道路の通行止めなど、商品の手配などに力が割かれて、組合員一人一人の緊急かつ切実なニーズ、安否の確認にまだ十分な対応ができていません。
 また、二つの支部の全面的な損害や供給高の低迷(利用者がいなくなり、単価も下る)、経費増など経営的なダメージはおそらく数億円になるでしょう。こうした組合員の尊い命や犠牲、経営的損害などを考えると、このマイナスを今後の岩手の生協運動にとって、如何にプラスにできるか、その戦略を県連会長として提起できるか、それを考えています。

全国の皆様からいろいろお見舞いを頂いていますが、このブログを通じて御礼申し上げます。

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

大変でしょうが頑張ってください

 茨城の自宅で震度6弱を初めて体験し、地震の怖さを実感しました。一晩停電し、翌朝に見たテレビの画面に息を呑みました。宮城や岩手の惨事は、想像をこえるものがあります。それも時間を追うに連れて、死者や行方不明者の数が急増し、いったいどこまで増えるのか心配です。
 昨日から東北には冬の寒さが来たとのことで、画面には雪の中でふるえる被災者の方もいて、体調を崩すのではないかと気が気ではありません。
 東北の生協の状況が日本生協連の情報しかなくて心配していましたが、加藤さんの知らせを見て岩手の状況がよくわかりました。大変でしょうが、健康に留意されてこれからも頑張ってください。

西村一郎 | URL | 2011年03月16日(Wed)22:52 [EDIT]


遠くから応援してます

東北の皆さんと連絡がとれず、心配してました。加藤さんの報告で生協の状況が大かたわかりました。
宮古市の被災状況がテレビに映し出されるたび、ドラの店は映ってないかと、かつて訪問し勉強させていただいた店のことなどを心配していました。
それにしても、氷点下に達するなか、食べるものも暖房もない生活を強いられている被災者の皆さんを思うと、心が張り裂けそうです。
福島の原発事故もあって、東北地方の被災者への政府の対応がおろそかにならないかと、心配しています。

こういうときこそ、協同の精神を大事にする生協にできることはたくさんあるはず、全国の生協が力をあわせて東北の被災者に支援を送っていただきたいと思います。

加藤さん!
こういうとき、加藤さんが我をかえりみず一生懸命になるのはわかっています。だけど、これから長い戦いになります。自分自身の身体にも十分注意して、無理をしないようにしてください。

遠い沖縄にいて何もできませんが、応援だけはしています。いざという時は飛んでいきますので、声をかけてください。

上仮屋貞美 | URL | 2011年03月17日(Thu)11:02 [EDIT]


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。