コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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Eさんへの手紙

[吉永紀明]
 梅が満開となり、早咲きの桜の開花も聞こえる季節になりました。ただ、この数日は寒の戻りで寒い日が続いています。
 今、中東や北アフリカでは、民主主義革命が起きています。独裁政権というのは、上から目線で国民を押し付け、一部の特権階級だけが甘い汁を吸うという構造です。国民目線で国を考え、統治していかなければ、どこでも同じ運命が待ち受けていると思います。
 話は変わりますが、おかやまコープで「多数の組合員の参加」について、改革が始まろうとしています。
 07年度班所属組合員数が40%を越えていましたが、08年度に40%を割り込み、09年度では37%台になりました。一方で個配組合員は07年度16%だったのが、09年度では18,8%と約3%も増加しています。個配の中で、赤ちゃんのいる方、介護認定を受けている方、障がいを持っている方などが増えています。
 さらに、組合員が生協の運営や活動に参加する数も、コープくらしのつどい(コープ委員会の地区内の組合員に呼びかけ、思いを語り合い交流する場)も会場数や参加人数が減少しています。

 その他、コープクラブの登録数、テーマ活動、お店フアンクラブなどの登録数も減少しています。
 しかし、組合員の参加がすべて減少しているわけではなく、産地交流や工場見学の参加者も多いし、平和の取り組みや、平和の募金は増加しています。また、ユニセフ募金も700万円を超えていますし、АMDА基金も440万円の基金が集まっています。さらに、生産者を支援するためのコープ産直たまご生産者支援金も600万円を越える基金となっています。
 こういった前進面はあるものの、共同購入(最近は宅配ということになっているようですが)における班会の開催率が50%を割り込んでいます。08年度8つの地域の平均は43,6%で、09年度は若干改善しましたが、48,4%でした。ただ、最低の地域では32%台になっていて、10班あれば7班は班会が開かれていないということになります。
 開催している状況を見ると、配達の荷受のときに開催している班が全体の半分を占めていて、しっかり時間をかけて開催しているのは5%しかありません。

 私が「班」を知ったのは、1968年に東京生協設立の組織担当となり、当時の鶴岡生協(現在の共立社)に研修に行ったときです。
 鶴岡生協は店舗生協ですが、班を組織して生協のことだけでなく、世の中のこと、くらしのこと、農業のこと、家族のこと、地域のこと、など様々な課題を話し合う場になっていました。
 「班の人数はどうして決めるのですか」と組織部の船見さんに聞きました。「それはね、コタツに足を入れられる人数よ」と冗談とも思える回答でした。山形は寒さが厳しいので、冬は居間に大きなコタツが置いてありますが、班会の時みんなでコタツに足を入れて話し合うので、確かにそれ以上の人数だと足を入れられない人が出ることになります。何となく納得したことを覚えています。
 わたしも、鶴岡生協での研修をもとに、東京生協でも1年間に100班を組織しました。
 その後、共同購入の発展の中で、班は生協の基礎組織的位置づけで重要な役割を果たしてきました。
 班は特に若い主婦にとっては、単に商品の分け合いの場だけでなく、生活の知恵を知る場、子育ての仕方を学ぶ場、漬物の漬け方を知る場であり、先輩主婦から教わることが大きな役割だったのではないかと思います。
 しかし、その役割も終わりつつあるのかと思うと、何かさびしい気がします。

 そして、新たに「コープでワクワク おしゃべりパーティー」を開催することになりました。
 「3人以上で開催」「どんなおしゃべりをしたのか報告書の提出」をすればよく、話の中心になる商品セットも無料でもらえます。

 いずれにしても、組合員がくらしのなかで孤立せずに、周囲の人たちと楽しく触れ合う中で生活していってほしいと思います。
 夫婦二人と子どもの生活の中では、なかなかストレスも解消できないですし、子育ての悩みを発散させることもできず、問題を起こすことが多くなっています。買い物弱者も増えてきています。
 2012年の協同組合年のスローガンは「協同組合はよりよい社会を築きます」というように決まったと聞きました。
 地域や、くらしのなかで生協がしっかりと役割を発揮できるようにがんばってほしいと思います。

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