コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

ハイチ大地震について

[吉永紀明]
 2月4日の12:15~45の昼休みに岡山市役所の大会議室で、市職労の主催で「ハイチ大地震支援・ランチタイム・チャリティーオカリナコンサート」が開かれた。500円で、ハイチコーヒーとフェアトレードチョコがもらえた。60人の予定が80人以上の人が参加してくれた。2人のボランティアによるオカリナコンサートの後、ユニセフの報告をして欲しいと頼まれ、私からハイチの状況について話をした。
 ハイチのあるカリブ海の島々を見ると、括弧して(仏)(英)(米)などの文字がある。1492年にコロンブスが今のハイチのあるイスパニョーラ島に上陸してから、アフリカから黒人の奴隷をつれてきて、大国の占領と搾取が始まった。ハイチもスペイン、フランス、アメリカの占領にあった。その後ハイチは1804年にラテンアメリカ最初の独立国となり、世界初の黒人による共和制国家となった由緒ある歴史を持っている。
 その国が、その後の大国の干渉から何回もクーデターが起こり、フランスから独立する条件として払った膨大な賠償金に長い間苦しめられることになる。
 そして今では、国民の8割以上が1日2ドル(180円~200円)以下の生活を強いられてきた。
 ハイチは、国の大きさは、27、750平方kmで、岡山県・広島県・山口県・島根県の広さと同じくらいになる。人口は4県では700万人だが、ハイチは1000万人が住んでいる。

 ユニセフは水と衛生の分野で中心的な役割を果たしていて、首都のポルトープランスでは、これまでに130箇所以上の給水拠点が作られ、30万人以上の人々のために安全な水を届けている。仮設の避難所に暮らす人々のために、トイレも設置された。
 ユニセフは子どものニーズに応えるるための活動にも全力をあげている。人口の40%近くが14歳未満の子どもです。人身売買や子どもの連れ去りの防止のために、空港や港、国境に人を配置して監視を強めている。
 特に子どものために注意していることは
 1つは、保護者のいない子どもたちのために、安全な場所を確保している。首都では9割の学校が倒壊しているので、学校の再開が急務になっている。
 2つは、急性栄養不良の子どもの増加を防ぐために、5歳未満の子どもたちには、食糧配給と同時に治療用の栄養補助食も提供している。
 3つには、今週から5歳未満の子どもたちを対象に、はしか、ジフテリア、破傷風の緊急予防接種を開始した。
 5歳未満児の死亡率は、地震前でも1000人に対して、170人と高いハイチでは特に重視している。
 ユニセフでは「この震災を克服することは、この国を長い間苦しめてきた貧困を克服することにつながり、子どもたちとその家族の未来を明るいものにする機会になる」と考えている。
 ハイチという名前は、現地の言葉で「山ばかりの土地」ということで、岩の多い山々から成り立っている。農業をする平地が少ない土地だ。しかも、長年にわたって山の木が切られていて、山は禿山だらけになっていて、保水力がなくて、ハリケーンが通過すると洪水になって大きな被害をもたらしている。
 この2月にも豪雨が予想されるということで、水害などの二次被害が心配されている。
 復興には10年のスパンが必要と言われている。阪神大震災を経験した日本の私たちも人事ではない。
 全国の生協でも募金活動が始まっているが、多くの人々にしっかりと訴えて行きたいと思っている。

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。