コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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寄稿  「鳩」の字にごまかされまい

[谷川 宏]

 読書紹介をさせてもらいましょう。といっても、皆さん、すでにご承知かもしれま
せんが。
 8月6日現在絶版で、アマゾンでさがしたところ、古本で8000円の表示という
貴重な本です。PHP社刊行の「新憲法試案」。著者は、おなじみの鳩山由紀夫氏。
 友人から借りてみたのですが、帯にいわく。「憲法改正待ったなし。戦後憲法の限
界をつぶさに検証したうえで、新しい時代にふさわしい憲法を大胆に提示」と。

 内容の一部を、ご紹介しましょう。
 まず、はしがき。「私は、憲法改正をやりたい。・・・数年前、はじめて民主党代
表選に出馬したとき、公約のひとつに憲法改正をかかげた」
 以下、本文。「前文は、楽観的国際政治観であり、書きかえる。」「国民主権は明
記するが、天皇は元首とする。なぜなら、日本の伝統と文化の拠り所だから。」

 「自由と権利を乱用するな、教育は能力におうじて、労働は権利であるとともに義
務。」
 「自衛軍を規定し、平和維持行動には積極協力、個別的集団的自衛権を明らかにす
る(日本近海で米軍が攻撃をうければ、当然、自衛軍が戦う)」。
 「2院制をやめ、1院制にし、国会は通年制とする。また、憲法改正の手つずきを
緩和する」等など。

 来年の参院選の結果次第では、政府内良心を自負する社民党もどうなるやら。
 もちろん、今の民主党の、彼らのいう「創憲」に着手する余裕はないでしょうが、
絶対多数を握ったら、とてもわかりませんね。話は飛びますが、私は、1990年代
のはじめまで、埼玉県知事をしていた畑和(はたやわら)氏を思い出します。
 彼は、旧社会党系で弁護士でしたが、県庁正面に、「憲法をくらしに生かそう」の
大垂れ幕を掲げていました。私も、なくなるまでお付き合いをさせていただきました
がー。
 結局、憲法の字づらだけを守ろうとしても、だめかもしれませんね。
 現憲法で規定されている素晴らしい沢山の項目を、毎日の生活の場で再確認し、そ
れらを現実に生かし確立しつづける運動を多様にひろげていくことが、憲法を守る支
えになるのだろうと、改めて思うこのごろです。

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