コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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自殺について

[吉永紀明]
 この9月10日~16日は「自殺予防週間」になる。 
 自殺した人は、昨年08年は32,249人で、3万人を超えるのは1998年以来11年連続となっている。
 今年も1月から6月までにすでに17,076人となり、このままだと今年も3万人を超えそうだ。
 原因としては、この不況の中で倒産した中小企業の人や、派遣切りにあって働く場所も住む場所も
失った人などが多くなっているという。
 特にこの1~2年は30代、40代の働き盛りの人が増えているという。
 岡山でも先日「自殺予防週間」を前に、自殺について考えるシンポジュームが開かれたが、予防するための特効薬は難しいという。
 私自身も高校生のときに自殺しようと思ったことがある。

 当時父が他人の借金の保証人になり、保証倒れをして住んでいた土地と家を借金のかたに取られ、市内を転々とする生活を経験した。
 家の中のもの、タンスや時計、机、いすやなべ釜、茶わんにまで赤い差し押さえの紙が張られ、本当にみじめな思いをした。
 そんな中で、先行きに絶望して山に登り、崖から飛び降りようとしたが、足を踏み出すことが出来なかった。怖かったからではない。足を踏み出す勇気がなかったのか。絶望したといってもまだ、未来に対する期待する気持ちが残っていたのかもしれない。また、家族や友人などを悲しませたくないという思いもあった。
 踏み出さずに生きていたことが、その後の人生を送り、今があるのだと思う。
 戦後一貫して自民党が政権を握り、地方を切捨て、社会の弱者を切り捨てる政治を行ってきて、その結果が今の社会を作り上げている。
 そして最近では、後期高齢者医療制度、障害者自立支援法、母子加算廃止の生活保護制度。
 一方では、何箇所かの特殊法人を渡り歩き巨額の退職金を手にする官僚。誰も責任を取らない消えた年金等など。
 昨年末の派遣村のように、政治は今の国民のおかれている状況に対し、手をこまねいているだけで、セーフティーネットを作ろうとしない。7月の企業倒産は1042件と、15ヶ月連続前年同月比を超えている。しかもその殆どが中小企業だ。中小企業は、大企業の下請けとして、何の保障もなく景気が悪くなれば、納品価格の値下げを強いられ、受注も相手の言いなりとなる。
 昨日はトヨタが、低燃費車が好調で期間従業員800人の採用を再開した。この間トヨタは約8千人いた期間従業員のうち6700人の首を切ってきた。
 企業の都合によって、採用されてもまたいつ首を切られるかわからない不安定な状況に多くの働く人がおかれているのが現状だ。
 ようやくその悪政をおこなってきた自公政権が崩壊した。
 本当に国民の目線にたった政治が行われることを、国民は期待している。
 そして9月10日~16日の期間だけでも、一人も自殺者が出ないことを祈りたいと思う。
 つらいだろうが踏みとどまって、未来に少しでも期待を持ってもらいたいと思う。
 後に残される家族の悲しみや友達の顔を思い出して欲しい。
 生きていれば、必ず助けてくれる家族や仲間が現れることを信じて欲しい。

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