コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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生協の理念と言葉

[斎藤嘉璋]
 日生協総会を傍聴したが、全日程に参加したわけではないので、大友さんや加藤さんのように方針や議論の内容には触れません。だだ、気になったことを一つだけ。
 前にこのブログで「気になる生協の言葉づかい」を取り上げた。組合員を「顧客」とし、その「顧客」獲得(組合員加入)を「営業」とする言葉づかいである。
 今回の日生協総会で大阪のある生協の代議員が新インフルエンザ流行のもとで、組合員加入促進の「営業活動」をするためにどんな工夫をしたかを報告した。首都圏の一部生協のことかと思っていたが、どうやら「組合員拡大」を「営業」(営利を目的として業をなす=広辞苑)とすることは新型インフルのように広がっているのではと驚いた。
 気になって日生協議案書を点検すると、さすがに「顧客」や「営業」はなかったが、供給を「販売」としている箇所があった。「コープネットと共同して年間販売計画の共有化と52週販売計画さくせいのーー」である。

 生協の株式会社など営利企業とちがうところは、その目的・理念、運営原則にあり、それを守ることの大切さは生協役職員の多くは認識していると考える。しかし、それが日常の活動に貫徹されることはなかなか困難のようである。
 生協の役職員は常に組合員の声に耳を傾けなければならない。それは利用者=「顧客」のニーズをしらないと業績が上がらないからという営利企業の営業マンの立場とちがう。共通する部分もあるが、組合員は単なる「顧客」でなくそれ以上の存在であるはず。
 「営業」の対象として組合員をとらえていることは、生協の理念、運営原則からの逸脱ではないか。と多くの生協のリーダーが考えないのが私には不思議である。
 生協法や模範定款などには商法、会社法などにはない独自の言葉がある。それは社会が認める生協らしさであり、たとえば「供給」と「販売」は違う理念上にある。
 加藤さんが日生協総会で発言したことに対する日生協専務の不誠実な態度をトンチボさんはコメントで「生協リーダーの品格のなさ」といっている。私は生協リーダーの「品格」の第1は、生協の理念、原則に日常的に忠実であろうとすることだと思う。
 日常的な活動のなかで理念を忘れず、言葉づかいを気にし、好き嫌いはべつに組合員(会員)の要求(質問)には誠実に応える、難しいことだろうか。 生協の現実は「営業」といった言葉に違和感を覚えるリーダーはほとんどいなく、日生協総会での専務答弁に「ちょっとまずいよ」と忠告する理事もいなかったのではないかと考えると大変難しい。
(このブログの管理人はこんな場で発信することが意味があるから投稿歓迎というが、気が重く月一になってしまう。)
 

 

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