コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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「闇夜に種を播く如く」を読んでⅢ

[加藤善正]
またまた、ページが途中で一杯になってしまい、ページ拡張の仕方がわからないうちに、「保存」が流れることになり、誤字も多くなりました。いずれ、もう少し続けます。
 「一楽語録」のつづき
*有機農業とは、技術的様式の問題ではなく生活上の価値観の問題である。(30年以上前に一楽先生の影響があり、「岩手県有機農業研究会」を立ち上げ、事務局長をしていましたが生協の仕事が忙しくなり離れました。ここ5年ほど前から「農を変えたい東北集会」などに加わる中で、最近再び加入し、若い有機農業者との付き合いも増え、この語録の意味がわかりかけています)   *「提携」は使用価値の面でつながり、「産直」は交換価値の面でのつながりと考えている。(一楽先生の理論を私以上に学んでいる田辺準也さんは、早くから「産直」ではなく「産消提携」という表現で取り組みをされていました)   *民衆の運動には、食料を商品としない脱商品化が根底になければならない。(生活クラブの方々の商品ではなく生活財という理念に近いのではないか。それにしても、最近の多くの生協の「商品提供(販売)のための生協」という自己規定にいつもなじめないでいます)  

 *協同組合は、利益を追求する同業者組織ではなく、全人格的な組織である。(最近の生協はよりよい商品をより安く買うことにより利益を得ようとする同業者(消費者)組織であり、連合会はそうした組織の同業者組織になっていないでしょうか)     *協同組合思想は、資本の力に対する民衆の抵抗運動を基礎とした生活者の結合から生まれる。(この一楽語録こそ、私の生協運動の理念であり、こうした視座で今日の「新自由主義」がもたらした「貧困・格差・排除・人権蹂躙・人間疎外」に抵抗する国民大衆・生活者の連帯運動の中に自らを位置づけることの必要性を痛感し及ばずながら実践してきました)   *協同組合は、組合員が基礎であり、単位組合を本店とすれば、連合会はその支店であり、その出張所に相当するのが全国機関である。(今や、生協のリージョナル連合会が本店化し、日生協はそれらを強固に結集する総本山(HD)的色彩をますます強めており、いつの間にか組合員は疎外されてきているのではないでしょうか。組合員を顧客として捉え、「顧客満足度」を競う事業所ごとの競争とその度合いを評価するマネジャーの成績評価主義が、職員の意識を蝕んでいるのではないでしょうか)

一楽先生は農林中央金庫(JAバンク)の各地の支店長や本部の部長・理事を歴任され、全国農協中央会常務理事を経て協同組合経営研究所理事長を通して、この「理論と実践」を高めてこられました。したがって、「経営と運動」、「事業と組織」の矛盾的統一体としての「協同組合」の難題に真正面から取り組む中で、抽象的ではなく、全国の多くの優れた実践を学び観察し、また、ICAの諸会議への出席の中から学び、特にICA原則の忠実な実践を日本の協同組合に訴え続けました。  今、日本の協同組合運動がそれ自身厳しい状況に陥っており、農協では「未曾有の農協危機をどう乗り越えるか」「農協運動の原点に戻り地域にどう貢献するか」「新たの協同の創造」などが叫ばれています。  6月の日生協総会では、こうした視点ではなく、従来の延長上の流れです。

この「闇夜に種を播く如く」こそ、トップをはじめ若い生協人にぜひ読んでほしいものですが、このブログを拝見された方から、こういう人々に積極的にお勧め願いたいという思いで記しました。

 

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