コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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「闇夜に種を播く如く」 そのⅡ

[加藤善正]
5月22日、一楽照雄先生の思想と実践を描いた「闇夜に種を播く如く」を呼んでの文書を書いていた時、急用ができて「保留」にして後日続きを書く予定でしたが、操作ミスからブログに流れてしまいました(チェックしないために誤字脱字も多くあり)。申し訳ありませんがその続きを書きますので、併せてご覧にただければ幸いです。

盛岡市民生協の班長会議での「加藤専務は協同組合をよく知らない未熟者だから、彼のいうことを簡単に信じない方がよい。皆さんが自分たちでつくった生協の主人公なのだから、専務だろうがおかしいと思う人を辞めさせる権利が皆さんにあるのですよ!」というこの話は、私にとってその場では赤面の至りでしたが、その後何度も組合員の学習会などで、一楽先生の解く「協同組合とは」を話する際にはいつも皆さんに話した「エピソード」でした。そして、「生協はいくら大きくなっても、歴史を重ねてもあくまでの組合員のものであり、所有者・主権者の組合員のくらしと人間としての思いや発想を最優先する運営が、トップとしての責任である」と繰り返し自分のなかで言い聞かせてきました。いろんな困難な場面では「一楽先生ならこの問題をどのようにかんがえるのだろうか?」と自問することも数多くありました。

さて、この本は、一楽先生の長い間の著作のほか、主な座談会・鼎談記録などを収録したものだけに、協同組合と有機農業の関する「理論と実践」の貴重な問題提起です。この本は三部構成になっており、第一部は「一楽思想」とは、第二部は「協同組合運動から有機農業へ」、第三部は「人柄と思い出」、のなっています。

13年前にこの本を編集したときの「編集に当たって」の中で、「一楽語録」12項目に整理しています。少し長いものですが、今だに含蓄があり、私たちのような生協運動や社会の本来的な有り様を求める者にとっては、「生き続けている」ものではないでしょうか。 以下、括弧内は、今日における私の思い・感想です。

*万人お願いは「丈夫で長生きして、安楽に暮らす」ことだと思う。(長生きしてぽっくり死ねれば・・・)   *世直しの根本は「子供には自然を、老人には仕事を」である。(この仕事とは社会的に必要とされるという意味でしょうか、今や若者も仕事がない!)   *いかに便利なものができても人間の能力が衰えるようなものは進歩とはいえない。(最近の便利なものは人間の体力・知力・能力を衰えさせるという自覚がいかに不足しえいるか)               *生物生存の世界は競争ではなく共存を原理とする共栄・共貧であり、人間の生きる根本信条は、共存でなければならない。(市場競争原理主義の破綻と弊害が醜く垂れ流されているのいもかかわらず、今だ競争有利のために自縄自縛に陥っている傾向は衰えないのが悲しい・・・)   *最も耐え難い不合理は、富の分配の不公正よりも、自然破壊の脅威である。(今や、富の分配の不公正が、自然破壊の脅威を促進しているのではないか・・・)   *農業は、学者から「経済学の対象外だ」と放り出してもらったほうがいい。

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