コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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今日は憲法記念日。 その2 

[晴3]

東京新聞3日付の「改正し国防基本法を」の見出しで元陸自中部方面総監松島氏の主張を書き留めてみよう。

憲法を改正して「自衛権の保持」「国防軍の創設」「国防は国民の義務」の三点を明記する。その新憲法に基づき、国防基本法を作る。そして、この基本法の基に国防省設置法や国防軍法ができるべきだ。
 専守防衛の枠は北朝鮮の弾道ミサイルへの対処にも影響している。ミサイル防衛(MD)システムを増やしても、完全には防衛できない。先制攻撃しか方法はない。
 国民の安全を単独で守ることができないなら、米国に協力するほかない。基地を提供し、「思いやり予算」を維持するだけでなく、対米支援の姿勢を明確にしなければならない。米軍再編で決めたグアムの米軍施設を日本がしっかり建設することが重要だ。
 沖縄本島より以南の先島諸島のいずれかの島に、長崎県対馬のような自衛隊警備隊を常駐させるべきだ。陸海空自衛隊が統合した島しょ防衛体制を早急に構築しないと。
 軍事アレルギーのつけは必ず国民に回ってくる。(赤青字は小生がつけた)
 


これは冗談ですか、といいたくなるが 緑色の部分はいま確実に実行されている。 軍部が先行して発言し 行動を起こし政治を替え  教育とマスコミを支配し無謀な戦争に国民を巻き込み300万の犠牲者を出し、またそれに数倍するアジヤで日本周辺国の犠牲者を作っていった歴史を思うとぞっとするのは私だけだろうか。

しかも現在の方が事態は当時よりヨリ深刻である。アメリカの51番目の州のように自衛隊は事実上アメリカ軍の傘下にあるからである。先制攻撃はイラク、アフガンに対して行われたがアメリカの先制攻撃戦略に日本が巻き込まれて海外派遣してしまっている。元陸自中部方面総監松島氏は「基地を提供し、「思いやり予算」を維持するだけでなく、対米支援の姿勢を明確にしなければならない。米軍再編で決めたグアムの米軍施設を日本がしっかり建設することが重要だ」と公然と述べているが
これは「冗談ではなく」アメリカの傘下にある現実を素直にのべているにすぎないということに思い至る。

この先に日本は何を迎えるのか。金融崩壊と、そして戦争荷担による荒廃化によってヨーロッパではアメリカと距離をとり始め、中南米ではアメリカ離れが急速に進み始めているが 日本はただアメリカに従っていて金融、経済 、軍事の面で「アメリカの餌食」(集英社新書 反米大陸 伊藤千尋著  朝日新聞記者 中南米の餌食の事実が詳しく掲載されている)にされている。政官財あげてアメリカに従うことが当たり前とする国だけに このままでは日本は大変になっていくことになる。

それを足下で感じたのは その1で述べた 4月29日のツツジ祭りで高射学校に行ったときであった。元陸自中部方面総監松島氏の主張の実践展開をここで読み取ることが出来たからである。為政者(政官財)の意向を反映した展開であったということも出来る。

しかし一方9条を守る前向きな現実が進んでいる。
 5月2日 高遠さんの講演を聞くために千葉・9条の会主催の集いに習志野ホールにいってきた。1475人席のホールから200人以上あふれていた。盛況なのに驚いた。イラクから帰ったばかりの高遠さんは 辛酸をなめ尽くしているイラクに「9条のにおい」を感じ取ったことを例を挙げて話していた。

政府をかえるのはいつの時代も民衆、今の言葉で言えば市民の力なのである。あのアメリカでさえブッシュの横暴をくいとめようと市民が立ち上がりオバマを押し出す力になった。産軍複合体のアメリカがそうおいそれとかわることは出来ないだろうが、アメリカの格差、弱者排除の新自由主義に蹂躙されてきた中南米諸国では市民の投票やデモが各国に拡がり中南米の殆どがアメリカばなれの政権に取って代わろうとしているという。(朝日新聞特派員伊藤千尋 学生時生協の学生委員だった)。

5月4日の東京新聞朝刊には昨年のノーベル物理学賞受賞者益川敏英さんが日比谷公会堂の集会に参加し「憲法9条改悪に向けての足音がする。日本人はそれほどバカじゃないので、やすやすと許さないと信じている」と挨拶したことを報じている。5月3日(日)に
集会ご社共代表などと銀座をパレードしたという (添付)。5月3日には千葉日報は  四街道核兵器廃絶へいわ都市宣言25周年の集いで記念講演した詩人アーサービナードが登場し「軍依存の経済の切り替えを。日本国憲法は未来への足場という5段抜きのインターブューを掲載している。(添付)日本各地の9条の会もじはじはと7000を越えて拡がっている。四街道でも会員は4年間で5倍以上になった。

しかし楽観は出来ないせめぎ合いのなかにある。
国民投票法の発効実施準備もぬかりなく進められている。いかなる場合でも過半数の改憲反対者が必要である。そのためには
第1に幅広い包摂が必要だと思う。
私は自衛隊の存在自体憲法違反だと思うが 以下のようなことも受け入れる。「我自衛隊を愛す。故に9条を守る」という本を出した元幹部もいるという。海外派遣には自衛隊員でも反対の人も多いのではないか。宮城県では4人の元保守系市長が「9条を守る」文章を寄せているという。

第2には  ただ9条を守れだけでなく この武器、このミサイルはどこで  どう使うのか  これで本当に守れるのか、武力で解決できるのか。北朝鮮を軍事的に屈服させることが出来るのか。いったん武力を使ったらどういうことになるのかといった、問いかけが必要だと思う。9条を守ることは理想主義で非現実主義だという方もいる。しかし武器を使う方が全く非現実である。いったん使えば「勝つまでやる道をたどる」。大国間で始まればそれこそ核の冬がまつ事になる。多発する紛争ではどうだろうか、爆弾を使い投下した先には無惨な命と生活の破壊があるのはガザやイラン、アフガンで示すことが出来る。戦争を実感しえない世代が圧倒的多数になったが 今世界で起きている戦争の現実を知る機会が乏しいし意図的に隠されてもきた。原爆放射能被害の隠蔽の歴史がよくしめしている。幸い若者達と半年単位で週毎に話す機会を昨年まで5年間経験したが 青年は機会さえあればみずみずしい感性を呼び覚ます存在だというを教えられた。要は大人の私の方の生き方が問われていた。

さて先日29日にみた自衛隊下志津駐屯地の広報史料館には「この破片が勝負を決める」という説明のしたに榴弾の破片が展示されていた。細かく飛び散る小さな鋭い破片実物はその数「958個」と示した上で「わずかな時間で沢山の効果」と堂々と殺傷効果が記されていた。私のまぶたにカンボジヤであった松葉杖の青年や大人たち  ベトナムでであった枯葉財の被害を受けた子ども達が浮かび上がり目を閉じた。(これについてはちかく四街道9条の会4周年でカメラマン石川洋一さんが語るはずである。是非多くを誘いたいものです)、「わずかな時間で沢山の効果」をもたらすためには敵に憎しみを持たせ武器を使うに限る。かって私が幼いころはは鬼畜米英  中国人にはチャンコロ アメリカは日本人の蔑称 ジャップ(ドブネズミの語感があるという)を使う。 千葉で講演した米帰還兵の証言では イラン人には砂漠の猿 グーグス (野獣 )というそうである。人間でなければ殺しても良いことになると。戦争は国民を精神的退廃に引き込む例である。
憎しみの連鎖を断ち切るために9条が世界から注目されてきている。憲法記念日に当たって日本国憲法前文を開いてみた。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。     実に美しく響く   日々を磨き照らす

第3に1番大事なことは  相手の立場の立ってみる想像力とちょっとした勇気なのだが弱い私にはそれがあやしい。そこ、ここに共に生きる仲間が必要だ。故人となった生協の先輩も励ましてくれる。
1954ねん久保山さん逝去の時  のよせがきを資料館で見つけた、山岡さんや三田さんの字であった。入院船員に容易に近づけたのは共同購入の生協職員だけだった。ビキニをきに原水禁の運動は世界に拡がった。お礼にもらった船員の手製の模型船は今でも東大生協にあるはずである。




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