コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

四街道の魅力 水の恩恵

「晴3」
四街道の魅力 水の恩恵 と 乱開発

瑞穂の国に生まれた幸せをもつ私たちは普段はあまり水を意識しないで過ごしてきました。蛇口回せばいつもじゃー。風呂水も シャワー水もボタン一つで、シャー。幼いころバケツで運んだお風呂の水汲みはもはや遠い忘却の彼方へいってしまいました。

印旛沼

こうして便利だけを享受した結果 水の後先、つまり水源地の川上の森と川下の河川、湖沼や海の大切さをさほど気にしなくなってしまいました。その結果「とてつもない仕返し」が始まりました。例えば千葉県民の3分の1の水道水源印旛沼、その汚れは全国ワーストワン、もといワーストツウです。国を挙げてのGNP第1主義の時代の中で変りはてました。何年か前印旛漁協の船を借り環境学者の説明で印旛沼を一周したとき見た光景やヘドロや水質はそれはそれはひどいものでした。いま印旛沼の浄化の緊急行動が発せられています。 

「ここはどこを掘っても水が出てね。これが幸いしたんだよ。」
四街道は「水」にめぐまれているといわれます。四街道地域、はかって広大な軍の演習地、原野だったといいます。戦後の軍帰還兵等が入植し苦労してこの地を農地に変え食糧難時代に見事な農作物を作り人々の糊口を支えました。「ここはどこを掘っても水が出てね。これが幸いしたんだよ。」15、6才の時農業未経験のまま開拓にはいった古老が涙ながらに述懐していました。(平和のつどいプレ企画=四街道を知る=2008,11月30日の発言)。四街道をつくり支えているのは豊かな地下水のお陰だとわかります。

農業を営んできた方のお陰で見事な里山が維持、しかしーーー
成台中地区を散歩すると無造作に縄文時代の土器の破片によく出くわします。破片に縄文人の温もりが伝わります。 この地域には縄文土器に加え古墳時代、平安時代の遺跡もあるといいます。縄文時代から今日まで連綿とつづいたのは、かって海が入り込み大地を削り 谷を作り 森を育てました。 人々もまた森と水がもたらす肥沃な土壌の上で木の実を食べ ついで畑を耕し、薪炭をつくり 水を管理し森と子どもたちを育てお年寄りを養生しました。厳しい環境のもとで幸せな「自然循環社会」を形成していたと見ることも出来ます。この地域には神社も多く、中でも成山の「高おかみ神社」は水神様として有名です。おかみの字は雨冠に龍をかき、雨と龍の間に口を3つ書いて「龍に祈りて雨を乞う」という意味だというのです。自然を畏敬し 手を合わせ ぬかずき 日照りの時は雨を乞い、豪雨の時は雨を止めることを願う、京の都の貴船神社につながる由緒ある神社が身近にあろうとは!。新住民の私にはとても新鮮でした。これを知ったのは確か任海さんらが企画した地べたに座りこんでの境内内の車座学習会からでした。講師は東大の林学の先生でした。1987年に私がみそらに居を移したのは 眼下に見る谷津田の田んぼに魅せられての事で当初 連れ合いと一緒に散策に出ると樹木 や植物や鳥を追う自然好きのひとによくであいました。それが自然同好会設立前後中心をになった方がただったのです。幸いでした。成山開発に際し成山と一身同体とも思える任海氏そして市川氏中心に「成山の自然を守る会」を立ち上げました。

開発前とあとの成山の様子  景観の喪失

先月号を読み返して刺激を受けて少し考えてみました。一番の変貌は地形 自然 景観の喪失でした。成山の対面のみそら第7幼児公園からサシバがいた坂を下り田んぼを越え丘陵斜面に沿って行く。左の田んぼには成山の森からしみ出る滾々とわき出る湧水があり夏にホタルが乱舞する。右側の斜面は春はスミレ街道だ。右手におれて坂をあがるところはこぶしの咲く雑木林、森と小鳥の合唱、この田園景観の地は縄文の丘と命名される 遺跡がねむる。波乗り道路方面から見る里芋などの田園光景はまさに絶品にして絶景。とちのき木のみちを高おかみ神社の方向に薮こきをして向かうところにタコノアシ、もみの木 弁天、神社境内のスダジイ林があり さらに 竹林、 山桜の広場の姿がよぎってくる。たどった景観のごく部分を述べたに過ぎません。残念ながら下線を引いたところは既に喪失、ないし喪失寸前です。大半は 草木もはえなくなった裸地になったままで 住宅地と工場、イオンの用地だそうですが完成はいつのことだろうか。100年に1度といわれる経済危機の中で放置される可能性もある。その場合100億円以上の大金をはたいて山を崩し裸地を作り 5ヘクタールの自然公園ともいうべき里山を茫漠の砂塵の空間に変えたことになります。

成山だけではなかった。四街道全域で、全国で列島改造、ツケが回ってきたs-07-8-30 成山 ぱお29 他  059

 最大の問題は農村 農業 農家 里山  里海を見殺しにしてきたツケです。
世界的な食料不足の中で1億2千万人口の日本の食料自給率は半分にも満たないありさま。またぞろエネルギーと食料の確保のため武力で日本の生命線を守れと言いかねない雲行きです。かっこよく国際貢献、シーレーン確保といっていますが。次に農業の破壊とわかちがたく結びついて進行したのが生態系の破壊です。のっぴきならないが事態になっていると生態学者が警告しています。千葉県立中央博物館開設20周年記念で「ブータン」が取り上げられ2回の講演をきいてきました。停滞国と見られてきたブータンが実は生態系の持続という点で21世紀を拓く先進例として研究紹介されていました。ここでは人々は幸せなのです。「自然と人間の和」がすべてのひとの価値観としてねづいている。経済のために自然を乱開発するのは不幸をもたらすだけだと・GDPでなくGDH。HはhappyのH。プロダクトのPでなくH「自然と人間の和」です。幸せ感を変えないと日本の先は暗い。メダカやホタルなど四街道を楽しむためにも根っこにある問題にもっと目を向けたいと思うようになりました。瑞穂の国で「水まで買う」ようになってしまったがそれもさして気にしなくなってしまっていたのを恥じマイ水筒に変えて1年。でもこれだけではね。8月のメダカシンポでどんな討議がされるのか楽しみです。


スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。