コラボ・コープOB

生協のOB同士で、交流と意見交換を進める場とします。  自分のこと、お互いのこと、生協のこと、世の中のこと、―-協同・平和をめざして。

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原発はイケン


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原発はイケン
原発再稼働 5原発10基・申請強行 経済成長に欠かせないと。
 
福島県9条の会の案内に沿って、先月末福島、原発被災地の南相馬に一泊二日で82歳の方も含めて22人の生協OBの仲間を中心に行ってきました。

南相馬小高・浪江町請戸(四街道への避難者の住居跡など)です。まさに百聞は一見にしかずでした。

政府が決めた避難指示解除準備地域にも行ったのですが被害が深刻な地域でした。地震と放射能汚染により農業や漁業が絶望的です。被災者住民がほとんど長期に帰宅が叶わぬ地域だといっていました。当地の九条の会の被災漁民が五時間にわたって説明しました。
四街道から初めて参加された方は(「原発問題への考え方を問うこと」が未来に対する人の心を試すリトマス試験紙になっている。原発維持賛成者には、「福島の現場を見て!感じて!考えて!」と叫ぶことが最短、最良の一言ではなかろうか? それが私の今回のツアーで得た結論です)と。

私は、目の前の子ども・未来のこどものいのちと暮らし、のために後期高齢者として生きる間は仲間とともに草の根で動くつもりです。経済成長をかかげ若者の人気を集めているとされる為政者が実は膨大な費用をかける原発推進という最も不経済なことをしていることを若者に伝えるのも年寄の務めですね。そして命の優る価値はどこにもないことを自戒を込めて語り合うことが肝心だと思います。

日本国憲法草案に多大の影響を与えたけ故鈴木安蔵氏の生家  福島県南相馬市JR小高駅 (閉鎖) 付近。2011-3・11より崩壊のままの塀の前で。私たち意外周りには人一人いない。異様な無人地帯・。2013-6-24日10時半現在  ((TH)

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あとに続くものを信じて走れ   故井上ひさし

(haru3)あとに続くものを信じて走れ   故井上ひさし
四街道9条の会8周年記念で九条の会事務局長の小森陽一は「憲法と井上ひさし」の題で話された。井上ひさしのフアンの一人として興味深いものでした。氏の生前最後の戯曲に「あとに続くものを信じて走れ」の1節があります。あとに続くものを信じて・・・といえる生き方をしてきた井上ひさしならではの言葉です。氏の生涯は「日本国憲法」につらぬかれ晩年期は九条の会の呼びかけ人の一人として身を粉にしたのは周知のとおりです。人間尊重の文化の確固たる造詣があってのことだったと思います。

千葉でいくつかの井上ひさし「講演」企画にかかわったのですがその都度その感を強くしました。特に倒れる寸前(8月)の被爆者友愛会のフェスティバルでの講演は、平和への希求は詳細を極めていました。氏が手元においた自筆の講演用レジュメ資料には国際法・歴史、平和へ系譜がぎっしり書き込まれていました。まるで法律・歴史・政治の研究者のように平和の現実的可能性の追求を怠らなかった作家ということができます。
さてこの間、にはかに「国防軍」規定を含む憲法改正案が発表されました。ついで96条改正が登場しました。井上ひさしが存命なら憲法の全面改訂壊憲」への入り口でだというでしょう。「平和憲法の 改憲  壊憲 と 原発再稼働 が一体」となって政治が動き出していることにも・。「あとに続くものを信じて走れ」の言葉が身に迫ってきます。

「全国96条の会の賛同呼び掛け」に賛同
私は待ってましたとばかり「全国96条の会の賛同呼び掛け」(添付)に賛同しました。手続は簡単でした(添付)。6月27日現在2000名を超えて賛同者が公表されています。千葉県から20名前後・四街道から1名でした。これから増えていくのでしょう。まだ憲法学者・弁護士・革新の地方議会議員が多いのですが主婦・農民・年金者、無数の職業経験者に「垣根を越えて横に広がっている」ことが読み取れます。大同団結が求められる中 改憲阻止・活憲の貴重な取り組みだと思います。

        原発再稼働 5原発10基・申請強行  
福島県9条の会の案内に沿って、先月末福島、原発被災地の南相馬に一泊二日で82歳の方も含めて22人で行ってきました。南相馬小高・浪江町請戸(四街道への避難者の住居跡など)です。まさに百聞は一見にしかづでした。政府が決めた避難指示解除準備地域にも行ったのですが被害が深刻な地域でした。地震と放射能汚染により農業や漁業が絶望的です。被災者住民がほとんど長期に帰宅が叶わぬ地域だといっていました。当地の九条の会の被災漁民が五時間にわたって説明しました。四街道から初めて参加された方は(「原発問題への考え方を問うこと」が未来に対する人の心を試すリトマス試験紙になっている。原発維持賛成者には、「福島の現場を見て!感じて!考えて!」と叫ぶことが最短、最良の一言ではなかろうか? それが私の今回のツアーで得た結論です)と。私は、目の前の子ども・未来のこどものいのちと暮らし、のために後期高齢者として生きる間は仲間とともに草の根で選択をし続けるつもりです。経済成長をかかげ若者の人気を集めているとされる為政者が実は膨大な費用をかける原発推進という最も不経済なことをしていることを若者に伝えるのも年寄の務めですね。そして命の優る価値はどこにもないことを自戒を込めて語り合うことも。選択の時。
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真相を語る双葉の被曝者。


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貴方への手紙           
 前略をお許しください
始めに  
世界最悪の原発過酷事故下にあって 住民サイドで記録したものをメールで送ります。 原子炉内のことについていろいろ言われていますが、被災をまともに受けた人間の記録が十分伝わっていません。これでは福島を風化させます。犠牲者を見捨てることになります。また災難・人災から学びとる機会を失ないます。辛酸の中でしたためつつある被災地・被災当事者の記録は 今生きるすべての3世代・次の世代の平和への警鐘です。海・山・川・緑・すべての生き物の大切さをきずかせる警告書です。そんな方との出会いから学んでおられる皆さんに私も仲間入りしたいと思います。お二人を紹介します。
  (奇しくわが町に避難しているAさんと家族ぐるみの付き合い同じ集落のかたでした。)

一人は水素爆発のさなかで の行動記録
ラジオにノイズが入るほどの放射線量のすざましさ、猫が高く飛び上がり、畳が風振動で盛り上がり…降下物がおりた様子を・・放射線が福島地域で最高位を記録した双葉郡上羽鳥地区(私のまちに避難されたAさんが住んでいた近くのモニターポストで記録)での体験と双葉町周辺のまち町に残っている人の救援など、その前後を放射線技師として克明に記録しています。氏はたっぷり放射線を浴びながら放射線技師として覚悟を決めて備忘録(3・11からの行動記録)をしています。現在氏はPTSDにかかっています。
添付をご覧ください
「もう二度と誰も経験できないたった一度の事と思いますので、大いにご活用いただければ幸いに存じます。松木」と述べています。

もうひと方は  双葉ネットの代表
8年間 放射線を浴びながら「線量数値」の改ざんし(解雇を恐れ)、青森6か所村で働き 3・11の大震災の発生で  故郷双葉郡上羽鳥地区の家族を案じて戻った後の記録です。政府の収束宣言の裏での 避難所生活、厳しい生活・除染作業の実態。労働・作業の過酷等々の実態を仲間のブログや連携で立ち上げた双葉ネットの代表です。
報告書修正版http://yahoo.jp/box/ZBwE35          を開くと 福島県真実の報告書.pdf(石澤さんのマイボックス)がでます。それをダウンロードしてください
・事実の発信をするだけです。皆からの情報を精査し、発信しています
真相を映す鏡としての双葉ネット

私は双葉ネットは原発施策の一つの鏡だと思いました。不正汚濁にまぶれた事実、真相を映す鏡。誰もごまかせない事実です。真実を隠すことは許されません。なのに隠す。福島地域で最高位を記録した双葉郡上羽鳥地区の1590μSv/hを1年半後になって発表したり、水素爆発の世界最悪のレヴェル7の重大事故なのに「事象」ということばで隠し続けた。氏は国民の前に原子力行政の実相を示してくださった。体調を極度に崩している・そうした中で双葉ネットをだした。貴重です。(毎日新聞5月5日号添付参照してください。

お二人に耳を傾けながら

この五月安倍首相は経団連会長共に訪れたアブダビで「災害を経て日本は世界一安全な原発を提供できる」と「講演」ついで訪れた
自信多発国トルコとは原発輸出協定を結びました。
同じ週私は上記お二人はじめ双葉町の方からの証言を聞きました。片や何の罪もない人たちが地獄と言ってよい生活を送り、片や地獄をもたらした原発責任のの解明抜きに利権を求め原発推進、原発輸出という死の商人になっている・・・・人間として考えれば・この非情・不条理が許されるものではない、後者は原発推進と平和憲法改憲を一体にして進めている。私はお二人をはじめ双葉郡・福島の被災者に耳を傾けその事実が如何に平和憲法を蹂躙するものかを確認し、原発ゼロと平和憲法を守る側で生きたい。それが人の道だと思うから・
    手始めに四街道・千葉と双葉をつな情報センターから 始めたい。

附 1 備忘録(3・11からの行動記(添付)

    2 http://yahoo.jp/box/ZBwE35

上記をよんで転送する価値が在ると思われた方はそれをあなたの愛する人・大事な仲間に転送くださいませんか。
できれば二人に 2行でも10行でもメッセージいただければ幸いです(記名・無記名は自由です)
高橋 晴雄 Tel&Fax 043-432-6231 携帯  090-3082-5322 e-mail: 
 dogcat@dp.u-netsurf.ne.jp 

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情報提供 原発・原爆に関する情報サイト

「はる3」情報提供。

情報サイトアドレスをご紹介します。
このほど全国各地の生協OB42氏の賛同者にする情報サイトが出来ました。

http://offnuclear.urdr.weblife.me/

この中に地域生協・大学生協関係者に馴染みな方が原稿を寄せられています。
今年スタートしたばかりです。

例えば竹本成徳さんの「わが心の自叙伝」が出てきます
例えば岩佐幹三さんの「母と妹への手紙」 等が が出てきます。など。
竹本成徳さんはヒロシマの被爆体験者です。氏は周知のように日生協の元会長、コープこうべの理事長をつとめました。出身は同志社大学で、同大生協の専務を経験務しました。「平和とより良き生活」を掲げて半世紀に及ぶ生協活動を貫いたものは「身内や学友の多くを原爆で失い地獄を見た」ことによる人間愛・隣人愛があります。現役時代より、機会あるごとに各地を訪ね「愛と協同」を説いてきました。掲載「わが心の自叙伝」は仕事を引かれた後、被爆者としての使命感を持って実践する背景がわかります。「わが心の自叙伝」は珠玉です。未来を志向する方に読んでいく価値があります。
次に全国被団協代表を務める岩佐先生の体験記です。氏は40年近くにわたって  大学生協と地域生協にかかわって学生と主婦に語りつづけた金沢大学生協元理事長で同大の名誉教授です。ひろしまで原爆孤児になった方だそうです。今につづく大学生協のピースナウ毎年開催を1983年の最初から世話になっています。もう一つの氏の文は被団協代表として、きたる国連NPTに向けてへの訴えがあります(昨年5月ウイーンに自ら赴き訴えたものです)。老若男女問わずいずれも私らの琴線を揺がします。ノーモア被爆者。

もしあなたが、みんなに広める価値があると 判断されれば大いに拡散できる情報サイトです。
福岡の南善久さんの被ばく2世としての内省から湧き出る考察は時代を開くメーッセージで、すでに掲載されています。

2月以降どんどん生協にかかわった方のメッセージが出る予定となっているそうです。長崎・福島・宮城・埼玉などから情報は原爆と原発をつなぐでしょう。

これからの寄稿は 気軽に、仲間に語りかけたり、ご自身が大事な方に知らせたい情報紹介など長短を問わず寄せられるよう世話人会は期待しています。
専門的な追及も歓迎されます。知が行動を促します。
学生からの自由な発信もおおいに歓迎されています。若い人の率直な発信ほど励ますものはありませんから。

拡散する方法は
全体なら  http://offnuclear.urdr.weblife.me/
差し当たり1部分だけ・・たとえば岩佐さんの文だけなら岩佐幹三さんのPDF版
8AE28DB28AB28EO81u95EA82C6968582D682CC8EE88E86.pdf
を送ることが出来ます。
■↑この8AE28DE・・・・・・・・pdf  をクリックすると岩佐さんの本文が出ます。   親しい人に拡散する価値があると判断されればこの
 8AE28DE・・・・・・・・pdf をおくり クリックしていただく。その方がさらに拡散したいなら他の友人にも送ることが出来ます。
また始まったばかりです。
世話人  大久保厚  松本進  對馬  高橋晴雄   賛同者42名 各地の生協OB   

原発・原爆情報サイト事務局
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
全国大学生協連 OB 大久保 厚
TEL 03-5307-1122 
FAX 03-5307-1179
携帯:090-2165-5473
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

                           高橋 晴雄
                                  

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続き   原発はイケン  違憲

s-2012-  6-11-21 福島第1原発 現地にて 093
s-2012-  6-11-21 福島第1原発 現地にて 075
続き(haru3)

第1原発の煙突が見えます。かつての美田は見渡す限り雑草。野生化した9頭の牛は人が触れる事が出来ない高汚染の草を食べていました(写真上)牛の目は鋭かった。一緒した避難者のSさんは呻くように呟きました。
3・11を機にこの地域は「天国から地獄に突き落とされました」、「毒まんじゅうを東電から食わされてね」と

帰路、警戒区域に出入りチェックをしているジェーブリッジ(東電が作ったサッカー場130億円かけたといわれる)の近くには使い捨て防御服が袋に詰められ道端に沿って延々と積み重ねてあるのが目に留まりました。1日数千人の作業者が着た防御服だと思われます。世界最大の原発事故の第一線で働く下請けの労働者の健康について、対岸視していないだろうか。彼らが浴びた放射線は、警戒地域・昨年訪ねた福島、郡山飯館の人たち、何よりも広範囲の子供たちの被爆につながりやがて私らにつながるのだ。原発で作業する人たちの健康は真っ先に知る必要がある。しかしマスコミはほとんど触れない。

第1原発の煙突が見えます。かつての美田は見渡す限り雑草。野生化した9頭の牛は人が触れる事が出来ない高汚染の草を食べていました(下段の写真右)。一緒した避難者のSさんは呻くように呟きました。

れなかった。牛の目は鋭かった。

帰路、警戒区域に出入りチェックをしているジェーブリッジ(東電が作ったサッカー場130億円かけたといわれる)の近くには使い捨て防御服が袋に詰められ道端に沿って延々と積み重ねてあるのが目に留まりました。
s-2012-  6-11-21 福島第1原発 現地にて 093a>
s-2012-  6-11-30 010




1日数千人の作業者が着た防御服だと思われます。世界最大の原発事故の第一線で働く下請けの労働者の健康について、対岸視していないだろうか。



彼らが浴びた放射線は、警戒地域・昨年訪ねた福島、郡山飯館の人たち、何よりも広範囲の子供たちの被爆につながりやがて私らにつながるのだ。原発で作業する人たちの健康は真っ先に知る必要がある。しかしマスコミはほとんど触れない。
いかに日本が世界の常識に反しているかヨーロッパの報道が示している。
仏独共同国営放送局ARTEがフクシマの真実を報道しています。『フクシマー最悪事故の影に潜む真実』(52分 翻訳文つき)
http://kingo999.blog.fc2.com/blog-entry-577.html

憲法を活かす時  安全を守るためには9条厳守が唯一現実的

前に千葉でで講演した弁護士の伊藤真氏は原発は違憲と断定している。氏は「いま日本で問題となって
いる貧困、震災、放射能汚染などすべてが、憲法が目指す人間の安全保障という理想からみると、大きな憲法上の課題です」としたうえで「放射能の脅威にさらされないで生きたい」ということは憲法11条(基本的人権)生命の脅威を排除するとともに永久におかす事が出来ない「人権として」保障する。
何よりも憲法9条に抵触している。実際に長年原子炉設計に携わった原発技術者山田太郎氏は雑誌世界で「日本の原発は敵が引き金を握った核兵器である。・・通常兵器によっても原子炉格納子は破壊され
原発1基で広島の2百倍の核燃料も使い済核燃料も取り出せなくなり、冷やすことも閉じ込めることもできなくなる。安全を守るためには9条厳守が唯一現実的なことを示しています。
「平和のうちに生存する権利」(憲法前文)『健康的で文化的な最低限度の生活保障』(25条)を含め
憲法は政府に守らせることを規定した最高法規です。言論・表現の自由によって事実・実相が多くの人に知れ渡っていれば、戦争加担も原爆も地震列島の原発もなくせたと思います。
しかしそうならなかった。知人がメールをよこした。原発についての全基廃炉への道筋が定まるまで国民運動は継続しないといけませんね、と。 7月1日記
〇憲法九条を守ろうとする世論は健在  (宮城9条の会ニュースより)
・朝日新聞の調査。改憲賛成 11年4月54%  12年4月51%
     改憲反対      29       29
     9条改憲賛成    30       30
     9条改憲反対    59       55
九条の会が大きな力になっている。全国で九条の会は7528(昨年11月11日現在)


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3月11日を迎えるにあたって 呼びかけ

[haru3]

      3月11日午後2時46分  
この機会にそれぞれに追悼し 近くの人(家族や友人)と話し合いませんか。

   東北を忘れないためです。継続を力にするためです
   そして自分の身を守り、仲間と生協と明日を考えるためです。

実は・・・
 福島第2原発が 第1・第2原子炉のように水素爆発が起きる可能性が大きかったといいます。なかったのは単なる偶然だったにすぎない、と昨日現地責任者が明らかにしました。(朝日新聞は昨日全面使って報道)。高濃度の放射線は
4000万人がかぶり 避難必要地域は首都圏にひろがっていたという。


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41年前、岡山で原発建設をストップさせた

[吉永紀明]
 先日、岡山で「イレブンアクション岡山実行委員会」主催の「41年前、原発誘致を阻止した岡山県民」の講演会に出席した。
 当時この活動に関わった、元県議会議員で現在社会民主党岡山県連合幹事長の福島かつ美さんが講師でした。
 この問題は、中国電力から建設候補地に挙がった日生町(ひなせちょう)と県議会の関係者などのかかわりだけで、必ずしも岡山県全体に広がったものではなかった。しかし、地元のがんばりで、建設を阻止した意義は大きかったのではないかと聞いていて思った。
 福島第1原発事故以来、全国的に脱原発の動きが広がり、検査のために停止された原発の再稼動は難しくなっている。また、原発建設を計画している地区でも地元住民の反対運動などで、工事が進まない状況が出ている。
 今までも、原発を建設しようと電力会社が企画しても、地元の理解を得るのに苦労していた。
 それが、1974年6月3日に電源開発促進税法、周辺地域整備法など「電源三法」が成立をして状況が一変した。この法律に基づき、立地自治体や周辺自治体に多額の交付金が支給されることになった。
 各自治体に交付された金額はこの間、数十億円から、島根県松江市では300億円を越えていて、市町村財政への大きな貢献となり、大型施設の建設に使われてきた。
 これ以前は、原発が立地されると、固定資産税が増えることが目玉だった。
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「農を変えたい!東北集会inあきた」へ参加して

[加藤善正}
 1月28・29日、秋田県大潟村で開かれたこの集会へ参加したが、その状況と感想を記して今東北の農民や地域の人びとの思いを感じて欲しいものである。
 この集会は今回で7回目で、山形・秋田・岩手・宮城・福島・山形・秋田と青森県を除き持ち回りで毎年1回、有機農業に取り組む生産者やそれを支援する消費者・行政・研究者などが、有機農業を軸に東北の農業の再生を図ることを願って開催している。各県からの呼びけけ人(岩手県からは私も入っている)と開催地を中心に実行委員会が手弁当で主催してきた。今年は「TPPや震災復興,原発事故と東北農業の再生」というテーマを加え、東北や関東などからの参加者250名が熱い議論や実践交流を行い、極めて有意義な集会となった。

 集会は被災地からの報告として、岩手県岩泉町の栄養士の被災者からのヒアリングを中心とした生々しいリポート、福島県有機農業ネットワークの代表、菅野正寿氏の確信に満ちた放射能被害地における実践報告があり、秋田県立大学の谷口吉光教授の「脱原発の東北像を描くー四つの主張」という問題提起があった。その後、東大・鈴木宣弘教授の「TPPは間違っている!」の熱弁が続いた。
 
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2011年の年末に思うこと

[haru3]

疎開させよ」…お母さんたちの呼びかけ 
 「私の子供・目の前の子供たちを疎開させてください。」 自らが立ち上がらなければ、子供たちを守れないと、覚悟を決めた高濃度地域の福島のお母さんたちが立ち上がった。その呼びかけはメールに乗って全国を駆け回った。首相あてのメールを打ったときは7万人だった。2万人が目標と記されていた。私は限りの友人に「応えませんか」と呼びかけると次の日に10万をこえていると返事がきた。心の中にかすかだが希望の灯がちらついた。
 しかし民意から離れて進む日本の政治 (民意を反映しない政治。言葉のレソリック(トリック)で、民意をかわしながら、)ついにアメリカに120%奉仕し、農業にのみならず、医療、保険などあらゆる分野の自由化を進めようとしている。すでに食料の自給率は40%になり、ついで国民皆保険制度や医療・郵政を開放によって破壊することになる。一方、民意などそっちのけで「原発の輸出」「武器三原則の緩和を国際約束している。沖縄基地の強化を進め、またもや、沖縄県民の「切り捨て」の道を歩みだした。

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児童虐待について

[吉永紀明]
 岡山市内で、1歳6ヶ月の娘が肺炎に罹っているのに、医師の診察を受けさせないまま放置したとして、21歳の夫と22歳の妻の二人が逮捕された。
 二人は経済的事情を理由に、保育園を退園させた一方で、ローンで購入した車2台を所有していたこともわかった。また、生まれつき病弱な娘にもかかわらず、昨年4月以降病院に受診させず、育児を放棄していたようだ。
 このような育児放棄や児童虐待の新聞報道が、毎週全国のどこかで起こっているように思う。
 2010年度中に児童相談所が対応した児童虐待相談は5万5154件で、過去最多を更新したそうだ。そのうち身体的虐待が21,133件、保護の怠慢・拒否が18,055件となっている。
 ちなみに、2009年は44、211件、2008年は42,664件、2007年は40,639件となっている。
 2010年に虐待で死んだ子どもは49人で、ほぼ1週間に1人の子どもが命を落としている。
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TPP参加反対の闘い、これからが正念場

[加藤善正]

11月12~13日のAPEC首脳会議において、野田首相は「TPP参加国との協議を開始する」という表現で、実質的なTPP参加を表明した。民主党内での反対を押さえ込むための「TPP参加問題民主党PT]を重ねて、「参加国との協議開始」という表現を使い、参加による諸問題や影響についても、政府が入手している情報も隠蔽して、国会や国民に対する正面からの説明を一貫して拒否しながら、ごまかしと詭弁による「国益」という抽象的な言い訳で強行している。アメリカの公的発表に対しても「言っていない内容で抗議しアメリカもわかってくれている」とごまかし、アメリカの「訂正しない」という態度に押し切られている状況からも、これからの交渉は先が見えているともいえる。

国論が二分している、ともいわれるが、世論調査の賛否が二分しているものの、「解らない」という回答が一番多いし、47都道府県知事で賛成者は6知事に過ぎない。また、市町村議会の80%以上が反対もしくは慎重にという地方自治法による正式な「意見書」を提出しているし、これは面積的には全国の90%の地域が反対・慎重に収斂しているともいえる。

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衆参院の憲法審査会、議論始まる

[加藤善正]

11月19日に開かれた「第4回九条の会全国交流会」に参加しましたが、今回の交流会は衆参両院における「憲法審査会」の発足と議論の開始という改憲勢力の新たな策動、東京電力福島第1原発事故と放射能被害という緊迫した情勢下で開催されました。最近の国会情勢やこの交流会に対する私の意見や感想は、「平和憲法・九条を守る岩手の会ニュース」「全国生協組合員ネットワークHP]への投稿文を添付しますので、ご覧頂きご批判をお願いします。

平和憲法・9条を守る岩手の会・ニュース
平和憲法・九条を考える全国生協組合員ネットワーク・HP  寄稿文

憲法審査会の始動・脱原発の取り組みと憲法
    ―確信を持てるまでの学習・話し合いを大切に―
                      岩手県生協連  加藤善正

国民の反対を押し切って「国民投票法」が制定されてから4年半、「憲法審査会」がついに始動し始めました。10月20日の臨時国会冒頭、衆院(50名)、参院(45名)の審査会委員が選任され、衆院は大畠章宏(民主)、参院は小坂憲次(自民)議員が会長に選出。両院での議論が開始され歴史的な「改憲」の政治的取り組みがスタートしました。
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風力発電の先進地~デンマークのロラン島が何故? 

[大友弘巳]

ロラン島の風力発電の取り組み 
 11月10日夜、NHK総合テレビの番組「地球イチバン」で、「自然エネルギー地球イチバンの島」としてデンマークのロラン島での取り組の様子が放映されました。
 ご覧になった方が多いかもしれませんが、内容を紹介ながら感想を述べたいと思います。
 デンマークは、「世界一幸せな国」としても知られていますが、原発を持たない国、自然エネルギーの活用、特に風力発電の先進国でもあることは、このブログの6月24日のページでも紹介させていただいていました。
 そのデンマークの中で、率先して風力発電を目覚しく推進してきたのがロラン島だったのです。
 ロラン島は、デンマークの南端に位置し、島の面積は沖縄本島とほぼ同じ、人口は65,000人、平坦な島で、一面に畑が続く農村地帯です。
 そんな島に、陸上だけではなく、洋上にも「洋上風力発電パーク」が作られており、合わせると風力発電風車が約600基設置されており、島内で必要な電力の5倍の発電ができる発電拠点になっています。洋上風力発電パークでは波力による発電も組み合わせ、ハイブリッド発電として試みられています。

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9・19「さようなら原発集会」に埼玉の生協OBも頑張って参加しました

管理人[少老朋友]

「生協OB九条の会埼玉」のブログに参加報告と参加者の感想が掲載されています。
下記のURLをクリックするとリンクして、その画面が表示されます

 URLは、http://kenpou.9jyou.oops.jp/

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原爆と原発

「晴3 」  
ノーモアヒバクシャ  
四街道に「集い」の手伝いに来られた被爆者の手記の紹介

日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)事務局次長児玉三智子さんは、当時7歳(国民学校2年生)、爆心から3,6㎞余りにあった国民学校の木造校舎の中で被爆しました。以下、要旨を紹介します(原水協通信より)

今、私が一番つらいのは、娘のことです。彼女は昨年11月に突然がんに襲われ、手術すればよくなると信じ、なめだしながら決断し、13時間にわたるつらい手術をしました。いつ再発、転移するかわからない状態で手術後、体も心も痛みの中、治療、リハビリをしておりましたが、突然逝ってしましました。病を発病して4か月でした。

 この子を授かった時放射能の影響が出ないか迷い、決断して出産した娘を苦しめ死に至らせたことは、つらくて、つらくて悔やんでも悔やみきれない大きな痛みです。
 被爆者は、被爆者であることだけで、人生の節目、節目で悩み、苦しみ、嘆き、怒りを覚えるのです。
 原爆の被害は、被爆者の命、からだ、こころ、くらしのすべてにわたり、66年を迎えた今も被爆者を苦しめ続けています。
 みなさん、高齢化が進む被爆者に残された時間は多くありません。できる限り被爆者の証言に耳を傾け、そして胸に刻んでいただき、それを回りの人に話してください。今日の聞き手は、明日の語り手です。特に若い方たちに期待します。
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ヒロシマ・ナガサキ・フクシマ

[吉永紀明]
 66年目を迎えるヒロシマ・ナガサキを目の前にして「核兵器廃絶」を訴えてきた人たちから、新たな声が上がっている。
 91年から99年まで広島市長を勤めた平岡 敬さんは次のように述べている(11年8月2日山陽新聞「識者論評」)
 『今まで核兵器を目の敵にして、廃絶を主張してきた。・・・・しかし、東京電力福島第1原発事故が起き「原子力の平和利用」とされてきた原発が技術的に制御不可能であることが露呈した。もはや「核兵器対人間」ではなく「放射能対人間」という視点で核の問題を見つめざるを得なくなった。・・・・広島も平和活動家も「NPT(核拡散防止条約)を守ろう」と訴え続けてきた。しかし、核保有国に核軍縮を求めたNPT第6条の裏には「原子力の平和利用」を「奪えない権利」と規定した第4条の問題がある。大惨事をもたらした今回の事故を転換点に、今後は第4条に内在する権利を否定していかなくてはならない。そのことはNPTを否定することにつながる
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住田型木造仮設住宅の先見性

[加藤善正]
東日本大震災・津波の発災から4ヶ月と3週間が過ぎた。被災地の復旧はまだまだ見えない状況で、復興の槌音も未だ聞こえてこない。岩手県では仮設住宅は何とか計画の1万4千戸が建設されたというが、雨漏りや床の歪み、結露や騒音などの苦情が800件以上も出され、交通の便や買い物の不便さなど未だ入居できないままの住宅もあるという。
こうした中で、被災地陸前高田市・大船渡市から20kmほどの内陸にある住田町の木造仮設住宅の素晴らしさや先見性ある取り組みが、全国的に注目を浴びている。
7月7日、千葉の高橋晴雄氏、埼玉の大友弘己氏、佐川氏を案内して400kmの被災地見舞いを行なったが、この際も住田町の木造仮設住宅を視察してきた。そこは全部で110戸の町単独事業のうち10戸ほどの仮設住宅であったが、他の仮設住宅とは異なり戸建てであり、一目で木のぬくもりを感じる佇まいであった。

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あなたにとって大切なのは電力ですか?

Untitled福島ならば子供計測
[haru3]

――小出裕章氏の提起にこたえて
思うこと――。
あなたにとって大切なのは電力ですか?
それとも愛する人の命ですか?  
今を生きるすべての人はこの小出さんの提起の選択を迫られていると思います。「命が大切だからこそ、命を支える原発の電力が大切なのだ」として、この二者選択を一笑に付する方もおられることでしょう。そんな方から本心をききたいものです。
「確かに原発の安全神話は崩れたことは認めよう。でも原発は経済成長のため不可欠なのだ」必要悪といいたいのでしょうか。「日本の成長は電力がふんだんにあったからだ。だから生活もよくなった。これらの成長も原発あってこそ、なくせば国際競争力で負けてしまう」。「蒸気機関車(SL)が日本に導入された明治期だって危険視された。原発だって技術が開発されて安全なものになっていくはずだ、そんなもんです」これは私の周りで実際にあった会話です。私にとっては「技術の後先に人間がない自然への畏敬を欠く」いわゆる近代文明謳歌の言葉でした。

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正義はすべてに先行し、愛は正義を全うする

[haru3]

正義はすべてに先行し、愛は正義を全うする

私が尊敬する嶋田啓一郎(故人、同志社大教授、協同組合、福祉論)の言葉です。

20数年間、年1度は京都の西向日のご自宅を訪ねてきました。その折、目の前で色紙に書いてくださったことばです。クリスチャンの氏によれば何よりも“命の尊厳”にかかわることが「正義」です。我流の私の解釈では、正義にはいろいろあって、平和利用なら原発も正義になってしまう。戦争のため人種差別の正義もあります。
「政治」「利得」が正義を大義にするからです。放射能について正しい知識を閉ざされた中では、平和利用は人類の平和と幸福と繁栄をもたらすということが「常識」にさせられ、それが正義と言わんばかりに国策となり、教科書で教えられることになりました。

ヒロシマ、ナガサキ、ビキニ福竜丸、原発労働者、苦しんだ人たちをわが身に置き換える人間の感情、愛情があれば、そのからくりを見抜く事ができます。

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東北の被災地の現状 写真の続き

[大友弘巳]

少々日が経ってしまいましたが、前回掲載した写真は遠景ばかりでしたので、近くで見かけた凄まじい現状をいくつかご紹介させていただきます。
 被災地はまだまだ大変であることを、少しでもお伝えできればと思っています。

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宮城県、岩手県の被災地を訪ねて

[大友弘巳] 

 東日本大震災が発生してから、早くも4ヶ月が経ちました。
 大地震と大津波による被災の大きさ、深刻さ、また、復旧・復興に向けての取り組みの様子などは、テレビはじめ様々なメディアで沢山伝えられてきましたが、現地を訪ね、自分の眼で実際の様子を見たいという思いがあり、また、現地で頑張っておられる友人の皆さんに会い、お話を伺いたいという思いもあって、7月6日~7日と出かけました。
 新幹線が復旧し、被災地の道路の復旧もかなり進んで来ましたので、6日は埼玉を早朝に出発して宮城県、7日は仙台を早朝に出発して岩手県と、それぞれ朝から夕方までというスケジュールで、効率的に多くの被災地を巡ることができました。  友人の皆さん方に大変お世話をおかけしましたが、貴重な体験をさせていただいたことに感謝しています。
 8日の朝日新聞朝刊に、「がれき撤去まだ35%~焼却施設も未整備」という記事が掲載されていましたが、まさにそのような現状を実感してきた次第です。
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生物多様性と大震災

[haru3]

千葉中央博物館の副館長中村さんから頼まれて写真を送りました。私が福島原発から22キロ地点で撮った写真です。生き物の気配が一切ない静寂さは怖いです。人気がないところで靡くこいのぼりは、見えない放射線の風に揺れている恐怖体験のとき撮りました。

何気ない緑、草木、木々、昆虫  カエル  セミ  メダカ  トンボ・小鳥・鶏・・・・は、人間にとってこの上もなく大事な存在なんですね。「当たり前」に気づかされました。

ところで放射線はアメンボだって,オケラだってミツバチだって見境なく襲ってくる。
チェルノブイリの基準では強制退去必要な福島地域。
なるほど体に「ただちに影響はない」が4年後から25年へて,いったい何がこの日本に起こるか・・・・・。4年~25年後の日本は今のチェルノブイリの生物の様子をみればわかるといわれます。アメリカの生物学者の放送に私は驚きました。もうご承知の方が多いと思いますが初めての方は
Chernobyl: A Million Casualties | Universal Subtitlesグ-グルでチェックし日本語字幕付きをてみてください。目からうろこでした.


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「パラグアイ共和国独立200年記念イベント」に参加して

「寄稿」

[岡本好廣]

6月7日大手町のJAビルで開催された「パラグアイ共和国独立200年記念農業と文化イベント」に参加する機会を得た。パラグアイは世界でも日本でも余り知られていない国である。それが昨年「サッカーワールドカップ」で日本を破ったことから一躍有名になった。人口は日本の20分の1足らずの小国で、南米の国だということは判っても、どの辺にあるのかさえ知らない人が多いのではないだろうか。住まいの直ぐ近くに大使館があって、朝のウォーキングでその前を通っていたので私にとってはお馴染みの国であった。と云っても同じ地区にあるインドネシア、タイなどの広く豪華な大使館と異なり、仕舞た屋風の民家である。それも2年前に千代田区1番町のビルの7階に越してしまった。今度の場所は日生協の資料室と生協総研のあるプラザエフの近くである。大使館が近くにあったことと、大使が2代続いて日系人であったことで以前からパラグアイに親しみをもっていた。そんなことがあってこのイベントには大いに興味を持って参加した。

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東日本大震災から3ヶ月

[吉永紀明]
 東日本大震災から3ヶ月が経とうとしている。
 6月7日現在の死者数が1万5382人、行方不明8191人、避難している人9万3270人となっている。
 現地の人たちが毎日必死に生きている中で、政治は何をやっているのか。衆議院における自公の菅内閣不信任決議案をめぐって、自己中心的なドタバタ劇にはあきれてモノが言えず、怒りすら覚える。
 そのうえに、福島原発事故についても、まだまだ危険水域を脱しておらず、毎日暗い見通ししか出てこない。しかも情報開示の不十分さから、安全な場所に逃げたはずが、そこは最も危険な場所だったとは、本当に危機管理の欠如に唖然としてしまう。
 野党は仮設住宅の遅れを批判しているが、一方で仮設住宅に当選しても7割の人が入居を渋っている地域もある。理由を聞いてみると、避難所にいれば、不十分ながら食事の提供もあるし、様々な物資の提供もあり、最低の生活は可能だ。しかし、仮設住宅に入居すれば、電気、ガス、水道代、そして食事作りも自己負担でやらなければならないという。
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「第3次列島改造」で大都市から地方への逆移動

[加藤善正]
 大震災・原発事故からの「復旧・復興計画」なるものが、各方面から出され始めました。その中には被災地住民や自治体の意向を意識的に排除して、財界の代弁者的な「野村総研」のレポートがHPに踊っており、宮城県知事などはその提言を下敷きに「復興計画」なるものを打ち出しております。
私は過日、朝日新聞の提言論文募集に字数オーバーの拙文を出しましたが、そのポイントは次の通りです。
1)震災前の被災地や東北地方の人口や生産力がいかに減少していたのか、その実態から発想する必要性。そのためには、経産省の2005年12月発表の「二〇三〇年地域経済シュミレーション」に示されている、「人口減少と地方経済の衰退」の数字を前提にする。大都市一局集中の矛盾(東京大震災・東南海大震災などのリスクも大きい)と地方の少子化・経済悪化のシュミレーションを明確に示すこと。地方の人びとも「茹で蛙」的な感覚でしか捉えていないのではないか。
2)戦後日本は「高度経済成長」の「国策」のもとに、集団就職列車・出稼ぎなど、地方から労動力(若者)を大都市・太平洋ベルと地帯・一大工業基地に誘導し、ヒト・モノ・カネ・情報を集中し、国土の均衡ある発展を破壊してきた(第1次列島改造)。田中角栄氏はこの結果を憂いて「日本列島改造論」を表し、高速道と新幹線による地方への逆移動を狙ったが、結果は土木型公共事業による地方の時価高騰や土建国家の地方分散、高速交通網も「ストロー効果」を生み、自由化推進も強めて第1次産業の衰退は、益々地方の弱体化を速めた。その上に、小泉改革による地方切捨て、「三位一体」と社会保障制度の崩壊、誘致企業の海外移転など、大都市の一極集中と地方の衰退がきわまった。
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自然エネルギー活用へ、ふくらむ期待

[大友弘巳]

長野県飯田市の太陽光発電ネットワーク事業の事例
 4月19日に当ブログに掲載した記事「大震災による二つの重大事故」の中で、「自然エネルギーの活用に向かって」検討を進めていくことについての期待を述べましたが、そのすぐ後、4月24日朝のNHK総合テレビ、「サキどり」の番組で、「おひさま0円システム」として長野県飯田市における太陽光パネル発電ネットワーク事業の事例が取り上げられていました。 (下記の文字をクリックすると、「おひさま進歩エネルギー株式会社」のホームページにリンクします)
   NHK「サキどり↗」
 2004年にNPO法人「南信州おひさま進歩」が設立されて、日射量が日本一多いと言われる飯田市の恵まれた環境条件を生かして、エネルギーの地産地消を目指す活動が研究・検討され、自治体と連携して、環境省の補助金を受ける事業として2006年から、太陽光発電の集団的取り組みを進めているのです。
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東日本大震災の復興とは、都市から地方への第3次列島改造を!

[加藤善正]
 東日本大震災・津波・原発事故から50日を数え、被災地にも例年より遅く桜が咲きましたが、依然、避難所暮らしの被災者が願う「仮設住宅」の建設すら遅々として進んでいない状況です。
 何度か被災地へ出かける中で、この地域の復興など出来るのか、どんな暮らしや地域社会がつくられるのか、まったく想像ができません。
 経産省が2005年12月に、「地域経済研究会」(学者・研究者・当時の岩手県知事・増田寛也氏など15名の委員を委嘱した)のレポート、「人口減少下における地域経営~2030年の地域経済のシュミレーション」を発表しましたが、その内容を見ると今回の被災地は、震災が無くても人口減や産業活動、地方財政の疲弊により崩壊的様相に陥ることをシュミレーションしています。
 例えば、釜石市は人口が30・6%、域内総生産は25・7%減少するという。以下同じように、宮古市は24・9%、16・5%、気仙沼市は24・9%、14・0%、石巻市は18・2%、6・9%と激しく減少する見通しです。各自治体財政も人口減と産業衰退により益々逼迫し、住民サービスの大幅後退、公共インフラの遊休化その維持・補修コストの継続的発生が更に財政を圧迫するという。

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震災に思う

[吉永紀明]
 東日本大震災に対し、生協OBの皆さんが募金活動や炊き出し、被災地でのボランティア活動などで頑張って
おられることに勇気をもらっています。
 私も募金活動のほかに、先日学校の始業式に間に合わせるために、学用品のセット作業をしました。
 日本ユニセフ協会の依頼で、岩手県の小学1年生から中学3年生までの13000人分の学用品を1人分づつセットする作業でした。
 岡山ユニセフ協会のメンバーを中心に、広島、香川、愛媛のユニセフの仲間、延べ107人で4月7日から13日までかかりました。これには文房具メーカーとキョクトウ・アソシエイツが協力してくれました。「ノート、鉛筆、鉛筆削り、定規、分度器、色鉛筆」などを学年別にセットしました。
 ランドセルをはじめ、学用品を津波で流された子どもたちの、学用品を受け取ったときの笑顔を思い浮かべながら頑張りました。生後5ヶ月の赤ちゃんを背負ったお母さんも参加してくれました。
 現地に行ってボランティアをしたいと思っても、今の体力ではかえって足手まといになると思い、復興までには長い時間がかかると思うので、その時々にあった支援活動を行っていけたらと思っています。

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皆さんのメッセージを拝見して、大震災に思うこと

[田辺準也]

 地震発生直後の、加藤善正さんの悲鳴のような状況報告を受けながら、加藤さんはじめ、現地の皆さんへお見舞いの一言さえさし上げないまま一ヶ月余、今日を迎えてしまいました。何をどうしていいのか全く分からなかった、では弁解にもなりません。今も心境全く変わりませんが、ともかく、このブログをお借りして、一言お見舞いの気持ちと私の思いを伝えさせていただきます。
 加藤さん、その後どのように対処されておられますか。想像を絶する奮闘をされていることと思いますが、体調にはくれぐれもお気をつけください。
 一昨日、高橋晴雄さんの現地へ行かれての、心のこもった感想読ませていただきました。加藤さんの生々しい報告、みやぎからの報告と合わせて、生協運動の仲間ならではの思いを持って読ませていただきました。
 然し、どんなに具体的な情報に接しても、想像をたくましくしても、現地の実情、被災者の皆さんの気持ち、決して本当には理解出来ないと思います。高橋さんの最初の感想にも、斉藤さん、大友さん、吉永さんのメッセージもそんな思い,心情が吐露されていたと思います。ただ、皆さんが私と違うのは、街頭募金など、即行動を起されていることです。学ばなければと思いつつ、何もしていない、出来ない自分を情けなく思います。阪神淡路大震災に際しても、結局何も役立つこと出来ずなかった,ことが思い起されます。しかも、今回、あの時以上に何も出来そうにない、なんとも歯がゆいことです。
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追悼  2人称の死

「晴3」
追悼 二人称の死



この世で二人称の死ほどつらいものは無い。

この春 どんないに多くの”貴方”が奪われたことか。東北の太平洋ぞい200キロにわたる海岸では人々の生死は紙一重だった。おばあちゃんと孫が、子供と母親が、夫と妻が、先生と子供が、兄弟姉妹が、お友達同士が、隣近所同士が 仕事仲間が、一瞬で生死を分けた。


3週間後、私は海岸近くの瓦礫の中に立った。ここで、まさにここで、子供の名を叫びながら波に流されていった親、しっかり赤ちゃんを抱いて消えていった親子、妻と夫が引き裂かれていったであろうこの地。想像をはるかにこえ、人間の言葉では表現できない。。どんなに無念だっただろうか。どんなに悔しかっただろうか。もしかして最後に許されるその想いすら奪ってしまったのではないか。




 
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